2024.04.08
3月24日、各地でB1リーグ第27節が開催され、横浜ビー・コルセアーズが長崎ヴェルカとホームで対戦。クラブは公式サイトを通じて選手やヘッドコーチのコメントを伝えている。
第1戦では第1クォーターを9点リードで終えたものの、第2クォーターで10-34と苦しみ、長崎に試合の主導権を渡すことに。ここから巻き返すことができず、第1戦を76-90で落とした横浜BCだったが、第2戦では102-69で快勝し、リベンジを果たした。
第1戦の敗因となった第2クォーターの映像を、試合前にチーム全員で見返したという青木勇人HCは、「本当に見るのが辛かったですが、自分たちはこんなものじゃないということを今日のコートで表現するために取り組み、試合に臨みました。選手たちは、これに反応してステップアップしてくれました」と、この反省を受け止める時間が第2戦の勝利につながったと語った。
13得点13アシストと活躍した河村勇輝は、「昨日やられてしまったオフェンスリバウンドやトランジションのポイント、ピックアンドロールの部分、そして各個人の1on1のプライドを持ったディフェンス、そこがチームとしてバウンスバックできたことはチームの成長を感じました」と試合を振り返った。
「第1クォーターでリードして、昨日と同じような展開で第2クォーターに少し相手の流れが来るタイミングもありましたが、昨日の反省を活かして単発なシュートにならずに、ディフェンスの部分で我慢をしながらボールを回し続け、いいシュートをクリエイトできたところもチームの成長でした」
河村はチームの成長を実感する一方で、現在21勝24敗で中地区5位、ワイルドカード争いでも9位のチーム状況を踏まえ、「ただ、チームとして優勝するためには昨日も落とせない試合だったし、残り15試合全勝する気持ちで戦い抜かなければならない」と厳しいコメントを残した。
キャプテンの森井健太も、「この勝利をつなげていくためにも、次の試合は負けられないです。全試合がチャンピオンシップ、プレーオフというような危機感を持ってこれからもチームで戦っていきたい」と語っており、崖っぷちの状況ながらも、大逆転でのCS出場へ向けて意気込んだ。
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