2024.04.11
3月23日から24日にかけて、日本各地でB1リーグ第27節が開催され、個人タイトル争いの上位に動きがあった。
前節終了時点では、島根スサノオマジックのペリン・ビュフォードが平均得点22.7得点7.5アシストで2部門トップに立っていたが、今節は横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝が長崎ヴェルカとの2連戦で合計28アシストを荒稼ぎ。河村は得点王争いにおいては、ライバルのビュフォードに差を広げられる格好となったものの、5試合連続の2ケタアシストで今シーズン平均7.44アシストとし、ビュフォード(同7.43)を僅差でかわしてアシストランキング首位に返り咲いた。
また、宇都宮ブレックスの比江島慎が3ポイント成功率43.8パーセントでトップ浮上。比江島はここ7試合連続で3ポイント成功率50パーセント以上を記録し続けており、仙台89ERSと激突した今節は2戦合計11本の試投で7本成功。前節終了時点までトップに立っていたネイサン・ブース(仙台)を上回るペースで数字を伸ばし、ついにリーグトップに立った。
主要スタッツのトップが動いたのは、アシストと3ポイント成功率の2部門だけだが、各部門のトップ3まで見てみると、ビュフォードが得点、アシストのみならず、スティールとブロックでも2位の好位置に。国内トップクラスのオールラウンダーが数字でも存在感を示している。
今シーズンのレギュラーシーズンは残り15試合。地区優勝、チャンピオンシップ出場権、ワイルドカード争いと同様、個人タイトル争いにも注目だ。
【得点】
1位 22.6 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 22.0 河村勇輝(横浜BC)
3位 20.7 安藤誓哉(島根)
【アシスト】
1位 7.4 河村勇輝(横浜BC)
2位 7.4 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 5.2 富樫勇樹(千葉J)
【リバウンド】
1位 12.0 ヴォーディミル・ゲルン(仙台)
2位 11.6 ジョン・ムーニー(千葉J)
3位 10.7 ショーン・ロング(大阪)
【スティール】
1位 2.0 マイケル・パーカー(群馬)
2位 1.8 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 1.7 コー・フリッピン(群馬)
3位 1.7 馬場雄大(長崎)
【ブロック】
1位 1.4 ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)
2位 1.3 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 1.3 アルトゥーラス・グダイティス(A東京)
【3ポイント成功率】
1位 43.8% 比江島慎(宇都宮)
2位 43.1% ネイサン・ブース(仙台)
3位 41.7% 遠藤祐亮(宇都宮)
【フリースロー成功率】
1位 92.9% 平尾充庸(茨城)
2位 88.9% 寺園脩斗(北海道)
3位 88.6% 岸本隆一(琉球)
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