2024.06.02
3月24日、各地でB1リーグ第27節が開催され、アルバルク東京が千葉ジェッツとホームで対戦。クラブは公式サイトを通じて選手やヘッドコーチのコメントを伝えている。
第1戦に81-62で勝利したA東京だったが、大接戦となった第2戦では、試合終了間際に1点差まで詰め寄ったものの、70-69で惜敗。連勝が「4」でストップした。
指揮官のデイニアス・アドマイティスHCは、「今日の敗因は第3クォーターのディフェンスです。我々にリードがあった中で気が抜けてリラックスしてしまい、逆に千葉Jさんに追い詰められてしまいました。また、試合残り2分半くらいにファストブレイクから簡単なレイアップを2つも決められてしまい、その後もディフェンスの悪さを引きずってしまいました。自分たちのやりたいプレーを遂行することができず、完全に勝負所で負けに転がってしまいました」と敗戦を振り返った。
この試合で16得点7アシストをマークしたテーブス海は、「今日は自分のリズムが良く、オープンのチャンスも回ってきて積極的に打って入ったという感じでしたが、第4クォーターにもう少し積極的にできたのかなとも思っています。ただチームのことを考えながらボールムーブしているときが一番オフェンスが機能していると思うので、その中で自分の積極性を保つというのは、これからの課題だと思います」と自身のプレーについて言及した。
連敗は避けたい千葉Jの猛攻を受け、第1クォーターを13-20で終えたA東京だったが、第2クォーターで巻き返すことに成功し、1点差で試合を折り返した。テーブスは「コツコツと取り返すぞというメンタリティで、成長を見せれた」と語りつつも、「最終的には試合残り3分の肝心なところで、シュートが決めきれず、オフェンスを遂行しきれなかったというところは、優勝するためにはまだまだ甘いと思います」と反省を口にした。
また、ベテランの橋本竜馬も、「自分たちがステップアップするためには、勝たなければいけない試合でした」と厳しいコメントを残した。「今自分たちが狙っているのは優勝すること。そのために勝たなければいけなかったですし、そのチャンスはあったと思います。それがなぜできなかったかをチームでも共有しないといけないし、個人でも反省が出てくると思います。それを次にコートで表現するためにどうするかを考えていきたいです」。
ホームで迎えた東地区上位対決を、1勝1敗で終えたA東京。シーズンも残すところ15試合となったが、“Bリーグ制覇”という目標へ向け、チームとしてさらなる成熟を目指す。
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