2024.04.11
アルバルク東京は4月4日、江東区にホームタウンを移転することを発表。同区役所にて相互連携・支援協力に関する協定締結式が開催された。
A東京はトヨタ自動車株式会社、トヨタ不動産株式会社とともに、江東区青海1丁目に「TOYOTA ARENA TOKYO」を建設中。2025-26シーズンから同アリーナを本拠地として使用するため、2025年7月に江東区にホームタウンを移転する。同区はスポーツによる地域活性化や区民のスポーツ環境充実に取り組んでおり、両者の目的が合致したという。
A東京が行う事項としては江東区のバスケットボール普及およびスポーツ活動の支援協力に関すること、江東区が実施する事業への支援協力に関すること。また、今後は区主催イベントへの参加、A東京ホームゲームへの区民観戦招待、小中学校への訪問などを予定している。
協定締結式には江東区から大久保朋果区長、A東京から林邦彦代表取締役社長、伊藤大司ゼネラルマネージャー、キャプテンのザック・バランスキーが出席。大久保区長はA東京との協定締結を喜び、「江東区はスポーツと人情が熱い街として、A東京の皆さまとタッグを組んで、区民スポーツのさらなる普及と振興に取り組んでまいります」と話した。
林社長は「クラブとして大変うれしく思っています。区民の皆さんのスポーツの普及と振興にA東京として大いに貢献していきたいと思っています。新アリーナでは皆さんに感動をお届けできれば幸いです」とコメント。また、「スポーツ、モビリティ、サステナビリティ」の3つを掲げる新アリーナの持続可能性について説明した。
「天井には太陽光発電のパネルを張り巡らせてあります。あそこは緑化40パーセントにしなければいけないルールがあり、二酸化炭素をより吸着して酸素をより出せる、効率の高い樹木を選定して植えていきたいと考えています。青海ということで、ゴミやペットボトルの問題を活動の中で解決できればいいですね」
バランスキーは「いろいろなことを楽しめる場所」と江東区の印象を語り、「アリーナが集まりたいスポットというか、みんなが行きたいスポットになればいいですね」とコメント。夢のアリーナでのプレーに「ワクワクな気持ち。楽しみしかないです」と胸を躍らせた。
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