2024.05.13
4月10日、B1リーグ2023-24シーズン第31節が行われ、各チームの主力選手たちが存在感を示した。
各地区やワイルドカードの順位争いも気になるなか、西地区では6連覇中で現在首位に立つ琉球ゴールデンキングスと、2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが対戦。オーバータイムまでもつれた大激戦は、95-98で名古屋Dに軍配が上がった。
この一戦で圧巻のパフォーマンスを見せたのが、2月の日本代表戦にも出場していた琉球の今村佳太。第1クォーターから2ケタ得点を挙げる好スタートを切ると、ビハインドの試合終了間際に連続3ポイントを決めて延長戦へと持ち込んだ。3ポイント7本成功、フィールドゴール成功数12本、33得点はいずれもキャリアハイの好成績で、得点数はこの日行われた全12カードの中でも最多。惜しくも試合には敗れたが、パリ2024オリンピックの日本代表入りを争う立場として存在感をアピールする圧巻のパフォーマンスだった。
11日に開催されたデイリースタッツリーダーは、33得点の今村、17リバウンドのスティーブ・ザック(秋田ノーザンハピネッツ)とジャスティン・マッツ(信州ブレイブウォリアーズ)、12アシストの齋藤拓実(名古屋D)。信州のマッツは12得点17リバウンド10アシストのトリプルダブルを記録し、チームの連敗ストップに貢献した。
得点王争いでトップに立つ島根スサノオマジックのペリン・ビュフォードは、ベンチ入りこそしたものの39試合ぶりにプレータイムがなくベンチで“お休み”。今シーズン平均22.5得点1.8スティール1.4ブロックの3部門でリーグ1位に立ち、7.5アシストも1位の河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)と0.1差の2位と、個人スタッツ4冠を視野に捉えている。
第31節終了時点の主要スタッツリーダーは以下の通り。
【得点】
1位 22.5 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 21.5 河村勇輝(横浜BC)
3位 20.9 安藤誓哉(島根)
【アシスト】
1位 7.6 河村勇輝(横浜BC)
2位 7.5 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 5.2 富樫勇樹(千葉J)
【リバウンド】
1位 12.1 ヴォーディミル・ゲルン(仙台)
2位 10.4 ショーン・ロング(大阪)
3位 9.6 ペリン・ビュフォード(島根)
【スティール】
1位 1.82 ペリン・ビュフォード(島根)
2位 1.80 コー・フリッピン(群馬)
3位 1.78 レイナルド・ガルシア(佐賀)
【ブロック】
1位 1.38 ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)
1位 1.38 ペリン・ビュフォード(島根)
3位 1.24 ヤンテ・メイテン(三遠)
【3ポイント成功率】
1位 43.5% 比江島慎(宇都宮)
2位 43.0% ネイサン・ブース(仙台)
3位 40.8% 遠藤祐亮(宇都宮)
【フリースロー成功率】
1位 89.7% 平尾充庸(茨城)
2位 89.2% 寺園脩斗(北海道)
3位 89.1% 岸本隆一(琉球)
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