2024.05.08

仙台89ERS、藤田弘輝HCが退任…落合嘉郎ACが新指揮官に「これからもともに闘ってください」

契約満了による退任が発表された藤田弘輝ヘッドコーチ [写真]=B.LEAGUE
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 仙台89ERSは5月8日、藤田弘輝ヘッドコーチとの契約満了および落合嘉郎HCとの契約合意を発表した。

 藤田HCは福島ファイヤーボンズ三遠ネオフェニックス琉球ゴールデンキングスなどを経て、2021-22シーズンに仙台の指揮官に就任。2023-24シーズンは東地区6位の27勝33敗という成績を残した。落合HCはTGI-D RISE、白鴎大学で指揮官を務めた経験を持ち、2018-19シーズンからACとして仙台に在籍する。両者と志村雄彦代表取締役社長はクラブを通じて、次のようにコメントした。

「まずは、仙台89ERSのHCに就任してから3シーズンともに闘いカルチャーをつなぎ、築き上げてくれた藤田HCに、感謝申し上げます。当時B2のステージで闘うナイナーズでの仕事を引き受けていただき、1シーズンでB1昇格、2シーズン目はB1残留、3シーズン目はクラブ史上最高勝率(B1)に導びいていただきました。藤田HCのバスケットボールへの情熱、そして勝利への執念、どんな相手にも40分間闘い続ける姿をチームに植え付け、まさにクラブのカルチャーである『Grind!』をコーチ自らが体現し、チームに浸透させていただきました。しかしこの度、契約満了に伴いヘッドコーチ退任となります。3シーズンの間、仙台の地でともに闘っていただき、多大なる功績をクラブにもたらした藤田HCの更なる活躍を願っております。仙台89ERSの一員になっていただき、本当にありがとうございました」(志村代表取締役社長)

「いつも仙台89ERSを黄援していただきありがとうございます。来シーズンから別々の道を進む事になりました。3年間支えてくれたクラブの皆様、スポンサーの皆様、そして何よりナイナーズファンの皆様。楽な事ばかりではありませんでしたが、いつもポジティブなエナジーに助けていただきました。ありがとうございました。そして、大好きなチームメイト。B2からスタートし仙台89ERSで過ごした3シーズン。素敵な仲間達にたくさん出会い、ともに闘い、ともに成長し、カルチャーをつなぎ、つくりあげたことを誇らしく思ってます。I love you guys. この3年、家族にとっても変化があった中、地域の皆様にもたくさん支えていただきました。ありがとうございました。僕と家族は仙台という土地がとても大好きです。大好きなバスケットボールがくれた皆様との繋がりは一生僕の宝物になりました。皆様、本当にありがとうございました」(藤田HC)

「2024-25シーズン、仙台89ERSはクラブ創設20周年を迎えます。仙台89ERSにとって節目である来シーズン、落合嘉郎氏にヘッドコーチに就任いただき、クラブの目標であるB.プレミア初年度優勝に向けての一歩を踏み出して参ります。落合氏は2018-19シーズンからアシスタントコーチを務め、クラブのカルチャーである『Grind!』を築き上げ、B1昇格、B1での闘いの土台づくりをともに歩んできたコーチであり、クラブ理念を理解しチームで体現してくれるはずです。桶谷大HC、藤田弘輝HCの元で学び、選手とコーチングスタッグの橋渡し役として選手からの信頼も厚く、勝利へのこだわりと内へ秘めたる闘志は必ずやチームを押し上げ、日本一の目標に向かい前進してくれると信じています。20周年の来シーズン、生まれ育った仙台・宮城のため闘う落合HCへのあたたかい黄援をよろしくお願いいたします」(志村代表取締役社長)

仙台89ERSを大黄援していただいているファンの皆様、そして仙台89ERSに関わるすべての皆様、来シーズンからヘッドコーチを務めさせていただく落合です。いつも熱く黄援いただき、ありがとうございます。この地元・仙台でクラブ創設20周年という節目にヘッドコーチをさせていただくことを、感謝するとともに覚悟を持って務めさせていただきます。僕たちの役割はバスケットボールを通じて、どんなことがあってもひたむきな姿勢を示し続け、この地域に元気を届けることだと思っています。宮城県のバスケットボールのトップチームである自覚をもち、未来のこどもたちに仙台89ERSの選手のようになりたいと感じてもらえるようなチームを目指します。今まで培ってきた仙台89ERSの『Grind!』というカルチャーをさらに表現し続け、僕自身も選手たちとともに成長して参ります。これからもともに闘ってください。よろしくお願いいたします」(落合HC)

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