2024.05.26

大舞台でも躍動を続ける広島の山崎稜…第3戦での“下剋上”に向け「チャンスは大いにある」

崖っぷちの第2戦で輝きを放った山崎[写真]=B.LEAGUE
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 5月26日、横浜アリーナで『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』ファイナルが開催され、広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード上位)が前年王者の琉球ゴールデンキングス(西地区2位)との第2戦に臨んだ。

 第1戦に62-74で敗れた広島は、中村拓人山崎稜ドウェイン・エバンスケリー・ブラックシアー・ジュニア河田チリジとスターティング5を変えてこの試合に挑むと、一進一退のシーソーゲームを72-63で制し、勝利を飾った。

 囲み取材に応じた山崎は、放った5本中4本の3ポイントを沈めて14得点と躍動。チャンピオンシップに入ってから好調を維持するシューターは、「5本目も決め切るつもりだったので、そこは悔しかったです」と、まだまだ満足はしていないようだ。

 また、「確率よく決められてチームに勢いを与えることもできたので、もっと打ちたい気持ちはあるんですけど、なかなかマークがキツくて一瞬のタイミングしかないので、見逃さないでパスをくれたチームメートが素晴らしいなと思います」と、シュートチャンスを演出してくれた仲間へ感謝のコメントを残した。

絶好調の山崎はファイナルの舞台でも躍動した[写真]=B.LEAGUE

 厳しいマークをくぐり抜けて仕事をやり遂げた山崎は、「気持ち」でシュートを決め切ったと明言。さらに、「ずっとディフェンスの強度が高くて、あまり速攻を出すチームではないですけど、しっかり落ち着いてターンオーバーしないように、1本決め切るプレーが続いたのが良かったと思います」と今日の勝因を語った。

 28日(火)の19時5分からティップオフされる運命の第3戦に向けては、「(試合として)おもしろしくないといけないし、その上で今日みたいなロースコアな展開は僕らのペースだと思うので、またディフェンスを激しくして、落ち着いて自分たちのバスケットをやれば、チャンスは大いにあると思います」と意気込んだ。

「名古屋(ダイヤモンドドルフィンズ)とのセミファイナル第3戦も、どっちの勝ちたいが気持ちが強いかの勝負だったので、全員で気持ちを出して戦いたいと思います」

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