2024.06.28

今村佳太が名古屋Dへ移籍「持っている全てを注ぎ込みたい」琉球退団し複数年契約

琉球の主力として3年連続ファイナル進出に貢献していた今村佳太[写真]=B.LEAGUE
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 B1リーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズは6月28日、琉球ゴールデンキングスから自由交渉選手リストに公示されていた今村佳太と、2024-25シーズンを含む複数年契約に合意したと発表した。

 新潟県出身で現在28歳の今村は、191センチ92キロのシューティングガード兼スモールフォワード。県立長岡工業高校から新潟経営大学へと進学し、2017-18シーズンに地元クラブの新潟アルビレックスBBBリーグデビューを果たすと、2020-21シーズンに琉球へ移籍した。

 加入4年目となった2023-24シーズンは、日本代表にも名を連ねながら、リーグ戦58試合(うち先発50試合)に出場し、1試合平均28分10秒のプレータイムで、13.4得点3.5リバウンド3.1アシスト3ポイント成功率32.2パーセントをマーク。得点とリバウンドはキャリアハイを記録し、3年連続ファイナル進出の原動力となった。

 琉球とは2023-24シーズンから2025-26シーズンまでの3年契約を結んでいたが、今村サイドから「海外挑戦を含めた新たなチャレンジをしたい」という意向が伝えられたといい、6月14日に双方合意の上で契約解除したと発表。20日にはパリオリンピック日本代表候補から落選したことが伝えられ、この日、名古屋Dへの移籍が発表された。

 今村は移籍発表当日に自身のInstagramアカウント(@imamu.k30)を更新し、琉球時代の写真とともに「僕を受け入れてくれてありがとう。僕を愛してくれてありがとう。4年間本当に幸せでした。全部ひっくるめて沖縄最高。またやーさい かなさんど~」と、琉球のファンへ感謝。

 また、名古屋Dのクラブ公式サイトを通じて、「まずは今回の入団にあたり受け入れてくださった球団に感謝しています。歴史あるクラブの力になれるチャンスをいただけたので、自分の持っている全てをクラブに注ぎ込みたいと思います。ドルファミの皆さんと会える日を楽しみにしています!よろしくお願いします」とコメントした。

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