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B2福井が小寺ハミルトンゲイリーの獲得発表…開幕前日に経験豊富な帰化選手を補強

昨季はB2越谷でプレーしていた小寺ハミルトンゲイリー[写真]=B.LEAGUE
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 10月4日、B2東地区の福井ブローウィンズは、B1越谷アルファーズから自由交渉選手リストに公示されていた小寺ハミルトンゲイリーと、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

 アメリカ出身で現在40歳の小寺は、206センチ135キロの体格を誇るセンター。2009-10シーズンにbjリーグ時代の滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)へ加入すると、海外リーグへの移籍もありながら、長らく日本でプレー。2016年のBリーグ開幕後は山形ワイヴァンズ琉球ゴールデンキングス仙台89ERSなどにも所属し、2020年に日本国籍を取得した。

 越谷へ移籍した昨シーズンは、B2リーグ戦48試合に出場して、1試合平均1.5得点3.8リバウンド2.3アシストを記録し、チームのB1初昇格に貢献したが、シーズン終了後に契約満了のため自由交渉選手リストに公示されていた。

 B2の新シーズン開幕前日に国内12クラブ目の所属先が決まった小寺は、今回の発表に際して「福井ブローウィンズに入団できたことにとても興奮しており、感謝しています。昨シーズン、このチームが素晴らしいことをたくさん成し遂げるのを見て、チームの一員となり特別なことを成し遂げたいと感じました。精一杯努力し、素晴らしいチームにベテランの存在感をもたらしていきたいと思います」と、クラブを通じてコメント。

 新天地となる福井は、2022年に創設された新興クラブで、B3初参戦となった2023-24シーズンにホーム全勝を含む46勝4敗という驚異的な成績を残しB2昇格を果たした。クラブの湯本眞士代表取締役は「サイズとパワーを兼ね備え、インサイドの起点となるパスはもちろん、チームのためにスクリーンを仕掛けたり、リバウンドで福井ブローウィンズを支えてくれることを期待しています。福井ブローウィンズのB1昇格という大きなチャレンジに向かうチームにとって重要なピースになると確信しています」と、経験豊富な帰化選手に期待を寄せた。

 なお、今オフの福井は、木村圭吾(前群馬クレインサンダーズ)、西野曜(前横浜ビー・コルセアーズ)、ライアン・ケリー(前サンロッカーズ渋谷)といったB1でプレーしていた実力者を相次いで獲得し話題に。10月5日の「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 シーズン」B2リーグ開幕戦では、信州ブレイブウォリアーズをホームのセーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)に迎える。

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