
2025.07.09
加熱するBリーグの移籍市場。実績豊富なベテランから若手の有望株まで、すでにさまざまな選手が自由交渉選手リストに名を連ねている。本稿では2025年6月11日時点でBリーグ自由交渉選手リストに公示されている選手の中から、注目の外国籍選手6名をピックアップして紹介する。
[写真]=B.LEAGUE
LJ・ピークはアメリカの名門ジョージタウン大学出身で、日本では宇都宮ブレックスや熊本ヴォルターズ、茨城ロボッツ、長崎ヴェルカなどでもプレーした経歴がある。越谷アルファーズでプレーした今シーズンはレギュラーシーズンの全60試合に出場し、チームハイの1試合平均14.5得点3.9リバウンド3.5アシストをマークした。
2020年来日とBリーグでプレー経験も長く、ベテランの風格漂うピークだが年齢は29歳とまだまだ若い。屈強なフィジカルと高いスキルを兼ね備えており、ドライブやポストプレー、さらには3ポイントと、豊富なパターンから得点を量産する。これまで所属したほとんどのチームで高いパフォーマンスを発揮しており、適応力についてもお墨付き。チームを渡り歩く“ジャーニーマン”の新天地はどこか、多くのファンが注目している。
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ブラジル出身で現在32歳のレオナルド・メインデルは、201センチ100キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2023-24シーズンにアルバルク東京に加入すると、在籍2年目の今シーズンは、開幕前にブラジル代表の一員として「パリオリンピック」へ参戦。B1リーグ戦では56試合に出場し、1試合平均12.0得点4.6リバウンド2.9アシストをマークした。
プレースタイルはオールラウンダー。鋭いドライブと高精度の3ポイントシュート、味方を生かすパスセンス、スティールやブロックも得意としており攻守両面でチームに貢献できる能力を持っている。また、2015年からブラジル代表として活躍しており、ワールドカップやオリンピックにも出場するなど豊富な経験がチームに与える好影響も多いだろう。端正なルックスでもファンを虜にする同選手の獲得を望むチームは多いはずだ。
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オーストラリア出身で現在34歳のモータムは、208センチ111キロのパワーフォワード。イタリア、オーストラリア、リトアニア、トルコ、スペイン、フランスのチームを渡り歩き、2022-23シーズンにレバンガ北海道へ加入した。翌シーズンに滋賀へ移籍すると、2024-25シーズンはリーグトップの1試合平均21.4得点に加え、同8.0リバウンド2.9アシスト1.2スティールに40.9パーセントの3ポイントシュート成功率を記録した。
オーストラリア代表としてワールドカップや五輪出場経験もあるモータムは、高い3ポイント成功率が示す通り、インサイドとアウトサイドの両面で活躍する「ストレッチ4」と呼ばれるスタイル。リーグ1位の得点とリーグ5位の3ポイント成功率のみならず、リバウンドやスティールでもリーグトップクラスの数字を記録している。ベテランながら現代バスケに完全適応したビッグマンは、国内外問わず引く手数多であることが予想される。
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現在36歳のダーラムは、198センチ115キロのパワーフォワード兼センター。滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)に加入した2019-20シーズンにBリーグへ参戦。新潟アルビレックスBB、琉球ゴールデンキングスなどを経て、今年1月に佐賀バルーナーズ加入を果たすと、今シーズンはリーグ戦32試合に出場。うち30試合に先発出場し、1試合平均27分43秒のプレータイムで11.8得点6.5リバウンド4.3アシストをマーク。ジョシュ・ハレルソンやチェイス・フィーラーなどインサイド陣をケガで欠いた佐賀を支えた。
インサイドの選手としては上背に欠けるが、それを補ってあまりある強靭な肉体と高い身体能力を備えており、超人“ハルク”の愛称で知られている。また高いバスケットボールIQからプレーメークも得意としており、アシストで味方の得点をお膳立てする機会も多い。琉球時代にはセカンドユニットとして活躍する試合も多く、ベンチからでも活躍できる選手であることも大きな魅力の一つだろう。
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アメリカ出身で現在31歳のビュフォードは、198センチ100キロのスモールフォワード。島根スサノオマジックで2シーズン連続でB1得点王とレギュラーシーズンベストファイブに輝いたのち、昨年夏に信州移籍を果たした。今シーズンは負傷離脱もありながらも、レギュラーシーズン44試合に出場して1試合平均19.3得点9.3リバウンド7.1アシストを記録。B2プレーオフにおいても、5試合に出場して平均19.0得点10.6リバウンド5.6アシストとリーグ屈指のオールラウンダーぶりを発揮していた。
B1で歴代最多となる24回ものトリプルダブル達成で知られる“Mr.トリプルダブル”。今シーズンもB2で4回、プレーオフを含めると5回トリプルダブルを記録しており、その万能ぶりは健在。規定試合数に届かなかったが、1試合平均19.3得点はB2得点王のチョンディー・ブラウン ジュニア(神戸ストークス)を上回る。争奪戦必至の人気銘柄であることは間違いない。
[写真]=B.LEAGUE
アメリカ出身で現在35歳のランダルは、2013年に当時bjリーグに所属していた琉球ゴールデンキングスでプロキャリアをスタートさせると、2016年のBリーグ開幕後も日本でキャリアを継続し、様々なチームを渡り歩く。ライジングゼファー福岡1年目となった今シーズンは、リーグ戦46試合に゙出場。うち19試合に先発出場し、平均27分18秒のプレータイムで14.5得点6.0リバウンド3.7アシストをマーク。B2プレーオフでは平均27.0得点とB1昇格あと一歩のところまで福岡を導いた。
内外問わない豊富な得点パターンで知られるランダル。レギュラーシーズン中は平均試投数が2.1本だった3ポイントも、B2プレーオフでは5.7本に急上昇し、成功率も37.5パーセントと高数値を記録した。49得点を記録した富山グラウジーズとのセミファイナルGame2では、3ポイントは9本中3本、2ポイントは18本中15本、フリースローは10本中10本成功と驚異的なシュート精度を披露し、同大会で最もインパクトを放った選手となった。
このほかにもB1歴代2位タイとなる1試合50得点の記録を持つケビン・ジョーンズ(SR渋谷)や134キロの重量級センターとして知られるアイザック・バッツ(神戸)、B1ブロック王に輝いたサッシャ・キリヤ・ジョーンズ(川崎)など自由交渉選手リストには実力者がずらり。果たして彼らは来シーズン何色のユニフォームを身に纏うのか、シーズン終了後もBリーグのことばかり考える日常が続きそうだ。
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