2022.10.09

香川ファイブアローズが「FiNANCiE」にてトークンの新規発行・販売開始を発表

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 10月7日、ブロックチェーン技術を利用したクラウドファンディング2.0「FiNANCiE」を提供する株式会社フィナンシェは、香川ファイブアローズのトークン新規発行・販売開始を発表した。

 香川県高松市をホームタウンとする同クラブの歴史は古く、今年でクラブ創設18年目を迎える。『四国・香川の活性化に具体的に取り組み、地域経済や住む人たちに元気を与えていきたい』という思いのもと、今シーズンは『四国初のB1クラブを香川から誕生させる』を目標としている。

 今回のトークン発行により地域経済活性化にチームとともに取り組んでいくコミュニティを形成。販売売上は、B1昇格に向けた第一歩として専用練習場の床の張り替えを行う資金などに使用し、トップチームはもちろんアンダーカテゴリーの練習環境の向上を行っていく。

 FiNANCiEでは、同クラブがトークンを通じてチームと四国・香川が成長していく過程をトークン保有者たちで創り上げるコミュニティ運営を支援する。

 香川ファイブアローズのトークンは“ファイブアローズトークン”としてFiNANCiE上で発行される。トークンを購入した人は、チーム発の企画や限定イベントに参加することができる。

 トークンとはクラブへの応援の「しるし」や「証」の役割を果たしており、単に支援の証になるだけでなく、保有することでクラブ発の投票企画への参加や、トークン保有者限定の特典への応募ができるなど、新しい体験ができるデジタル上のアイテムだ。

 ファイブアローズトークンを購入することで、チーム運営を支援することができる。トークンはポイントのように数量を持つもので、トークン保有者のニーズに応じて価格が上下する。今後、トークン保有者が増えると、トークン価値が高まる可能性もあり、サポーターにとっても初期から応援している証や継続的に応援するモチベーションに繋がる、新しい応援の形だ。また、トークンを購入することで、チーム発の企画や限定イベントへの参加ができるなどメリットもある。

【トークンを活用した実施企画予定】
■およそ3カ月に1回開催予定の香川スポーツビジネスサロン by Five arrowsへの参加
 代表とゲストを招いての講演会形式を検討中。トークン保有数により質問も可能。

■香川活性化プロジェクトへの参加
 アート×バスケットボール、3×3女子チームプロジェクトなど、クラブを通して地域活性化に資することを計画。

 今回の発表に際し、株式会社ファイブアローズの代表取締役である藤田秀彰氏は、以下のようにコメントしている。

「2019年9月から弊クラブの代表として活動させていただき、3年が過ぎました。この3年間、紆余曲折を経験しながら、スポンサーやブースターの皆さんをはじめとした関係者の方々の支えにより、進んで来ることができました。

 これから、Bリーグは2026年から新リーグ構想の開始時期を迎え、1万人アリーナを舞台としたバスケットボールエンタテインメントが、全国各地で繰り広げられます。私たち香川ファイブアローズもその盛り上がりの中で輝きを放てるよう準備しています。そして、新アリーナを満席にできるクラブに成長することが我々を応援してくださっている方々への恩返しだと思っています。

 2024年度までの3年間は、その基礎作りの大切な時期となります。チーム体制はもちろん、フロントスタッフの体制含め会社組織としての基盤強化も、継続的なクラブ存続に欠かせない要素です。四国初のB1クラブを香川から誕生させ、そして、新アリーナ8,700人を満席にする目標を達成するために、皆さまのお知恵とお力をお借りできればと思っております。ご理解いただき、ご支援の程、よろしくお願いいたします」

・初期販売ページURL:https://financie.jp/users/fivearrows/cards
・初期販売期間:2022年10月7日(金)14:00〜2022年11月21日(月)21:00予定

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