帝京安積の菅野陸、特別指定で福島ファイヤーボンズへ加入…スクール、U15でも育った「才能溢れるPG」

　福島ファイヤーボンズは1月5日、帝京安積高校の菅野陸が特別指定選手として加入することを発表した。

　福島県出身の菅野は、175センチ68キロのポイントガード。2013年から同クラブのスクールに通い、2018年から福島ファイヤーボンズU15でプレーした。高校は帝京安積に進学。「第31回 日・韓・中ジュニア交流競技会」のU18日本代表に選出されると、3年次に出場した「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」では同校をベスト16に導いた。

　同選手、西田創代表取締役社長はクラブを通じて次のようにコメントした。

「特別指定選手として福島ファイヤーボンズでプレーすることになりました。初めてプロ選手の皆さんと活動できることをすごく楽しみにしています。小さい頃からファイヤーボンズのスクールやユースチームなどで活動しており、その時からプロの選手たちを真似して練習してきました。そんな選手の皆さんとプレーできるのでとてもワクワクしています。自分がどのくらいできるのかチャレンジし、そして先輩たちから沢山の事を学び今後のキャリアに繋げていきたいと思っています。精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」（菅野）

「菅野選手はU-18日本代表に選出された才能溢れるPGです。先日のウインターカップでもエースとして素晴らしい活躍（1回戦27得点、2回戦28得点、3回戦24得点）で帝京安積高校をベスト16に導きました。得点を演出するアシスト、スピードあるドライブ、精度の高いシュート、これらの武器を物怖じせず、冷静且つ大胆にコートで発揮できる強いメンタリティは近い将来プロ選手としての活躍を強く想起させてくれます。福島県二本松市出身であり、ボンズのスクールやユースチームでも育った菅野選手がファイヤーボンズの一員としてプレーすることは、地域の子どもたちの夢や憧れになり、クラブとしても大きな意義があることです。特別指定選手としての活動期間は限られますが、この機会を菅野選手自身のキャリアアップに繋げて欲しいと思いますし、チームとしても若い力の加入によりシーズン後半に向けチーム内競争を活性化させ目標を達成したいと考えています。これからもファイヤーボンズならびに菅野陸選手へのご声援をよろしくお願いいたします」（西田代表取締役社長）