2024.04.19

青森ワッツが“存続危機”からの脱出に目処「資金を確保できる見通し」応援金1000万円超集まる

選手とファンが交流。中央は島田チェアマン[写真]=B.LEAGUE
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 4月19日、クラブ存続の危機に陥っているB2リーグの青森ワッツが、クラブ運転資金を確保できる見通しが立ったと報告した。

 青森は今年2月に筆頭株主だった「ANEW Holdings株式会社」が破産手続きを開始する事態に陥り経営難に。クラブの経営破綻を回避するには、運転資金5000万円を調達する必要があり、応援金口座の開設、応援ステッカーを販売するなど、パートナー企業にも支援を募っていた。

 この日、クラブ公式サイトを通じて、1086万3916円もの応援金が集まったことを報告すると同時に、「運転資金5000万円を確保できる見通しが立ちましたため、2023-24シーズンB2リーグ最終戦が開催される4月21日をもって応援金の受付を終了いたします」と発表。

 青森ワッツの運営会社である青森スポーツクリエイション株式会社の北谷稔行代表取締役社長は、「応援口座以外でも、パートナー企業様などからの売上の寄付や、団体や個人の皆様からの寄付など、数え切れないほど、たくさんの方々からの支援が集まりました。本当にこの青森ワッツは多くの方々に支えられていることが改めてわかりましたし、勇気とパワーを皆様からいただくことができました。いただいたご恩は一生心に刻み、皆様に必ず恩返しいたします。皆様の支えがあったからこそ、今の青森ワッツがありますし、これからの青森ワッツがあると思っています。この度のご支援、誠にありがとうございました」と、感謝のコメントを寄せた。

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