2025.10.05
B1東地区の千葉ジェッツは10月1日、ドイツ(ブンデスリーガ)のレシオファーム・ウルムとパートナーシップに関する覚書(MOU)を締結したことを発表した。
ウルムはNBA選手を輩出している強豪クラブで、昨シーズン限りで長崎ヴェルカを退団したマーク・スミスの移籍先でもある。千葉Jは昨年10月にU15チームがドイツ遠征した際にウルムと交流しており、その後もコミュニケーションを続ける中でトップチーム同士でパートナーシップを結ぶことになったという。
千葉Jは過去にソウルSKナイツ(韓国)、レアル・ベティス・バロンセスト(スペイン)、シドニー・キングス(オーストラリア)といったクラブともパートナーシップを締結。積極的に海外と交流し、クラブの成長につなげてきた。
今後は、ウルムと千葉Jのトップチーム同士でプレシーズンゲームを開催することを検討するほか、コーチングスタッフらの交流、育成年代での連係、若手選手の海外挑戦のパスウェイ構築、営業チーム同士の連係も深めていくとのこと。
今回の発表に際して、ウルムのトーマス・ストール氏と、千葉Jの池内勇太取締役兼ゼネラルマネージャーは、次のようにコメントを寄せた。
「まず初めに、千葉ジェッツの皆さまに、これまで数か月にわたりご関心を寄せていただき、また大変有意義なディスカッションを重ねてきたことに深く感謝申し上げます。私たちは共に多くのことを成し遂げることができると確信しています。特に日本のリーグはすでに数多くの優れた改革を実現しており、千葉ジェッツはこの15年で目覚ましい発展を遂げてきました。最初の話し合いの際、池内勇太氏は『学ばせていただきたい』と強調されていましたが、実際には、私たちこそが千葉ジェッツから多くを学ばせていただけると確信しています。現代の世界においては、自国の枠を越えて国際的に協力し、世界をつなぐことがますます重要になっています。そして、スポーツこそがそのための最適な機会だと考えています。私たちは東京への訪問を心から楽しみにしていますが、それ以上に、これから数年間にわたって共に歩んでいく旅路を大いに楽しみにしています」(ストール氏)
「日頃より千葉ジェッツに多大なるご支援・ご声炎を賜り、誠にありがとうございます。この度、ドイツ・ブンデスリーガ(BBL)において育成における世界的な実績を持つUlmとパートナーシップを締結いたしましたことをご報告いたします。Ulmはドイツ・ブンデスリーガの強豪でありながら、これまでに数多くのNBA選手を輩出してきた強豪クラブです。昨年のユース世代での取り組みを通じて交流を深める中で、トップチーム間での協力の可能性についても議論を重ね、この度正式にパートナーシップを結ぶに至りました。今回の協定により、競技面における強化だけでなく、ビジネス面や国際的な発展においても大きなシナジーを生み出せると確信しています。トップチーム及びユースチームの双方において、若手選手が海外に挑戦できるパスウェイを構築し、将来の国際的な舞台で活躍できる人材の育成に取り組んでまいります。選手・スタッフ・ブースターおよび関係者の皆さまにとって、新たな可能性を広げられることを非常に楽しみにしています。千葉ジェッツは今後もアジア・世界進出を見据え、『クラブの発展』を目的に海外クラブとの提携をはじめとした多様な活動を積極的に推進してまいります」(池内GM)
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