6時間前

鳥取城北の福元源士がNBA主催大会の快勝発進に手応え…八村塁の激励やシンガポールの印象も語る

初戦を振り返った鳥取城北の福元源士 [写真]=NBA Rising Stars Invitational
バスケットボールキング編集部

 6月24日、シンガポールで開催中の「NBA ライジングスターズ・インビテーショナル 2026」にて、鳥取城北高校がホワチョン・インスティテューション(シンガポール)と対戦し、91-22の大勝で初陣を飾った。この試合で15得点4アシストを記録してチームをけん引した福元源士が、試合後にメディア対応を行った。

 初めての国際大会の初戦を終え、福元は「自分たちのやりたいことができる時間帯が多くて良かったゲームだった」と振り返りつつも、「チームでやるべきことができていない時間帯もあった」と冷静に課題を明示した。「次(の大きな大会)はインターハイなので、そこにどうつなげるかをチームで意識して頑張りました」と先を見据え、ベンチメンバーを含め全員が出場したことについても「誰が出てもやらなきゃいけないことができるチームを目指している」と高い意識をのぞかせ、手ごたえもあったようだ。

 また、日本の高校生とはスタイルの異なる相手に対しても「ディフェンスとかオフェンスとか相手に合わせないといけないところもあるが、まずは自分たちの持ち味である、ディフェンスから速攻というところをしっかり大事にした」と語る。スタートメンバーが良い流れを作って引き継ぎ、セカンドユニットは流れが悪い時にどう変えていくかという役割の共通理解もチームの強みとなっているようだ。自身のプレーに関しては、前半のシュートのズレを後半に修正し3ポイントシュートを沈めたことに手応えを感じつつ、「前半からしっかり集中して全部決めていきたい」とさらなるレベルアップを誓った。

 次戦の極東大学ディリマン校(フィリピン)戦については、事前に相手の試合をチェックしたという。「身体能力が高くて1対1も強いチーム」と警戒し、「まずはしっかり1対1のディフェンスを守ること。イメージトレーニングをしっかりして頑張りたい」と意気込みを語った。

 鳥取城北にとって初めての海外遠征だという。日本とは異なる試合環境、例えばアップ会場やタイムスケジュールといった慣れない環境でのストレスについても、「そういうイレギュラーな出来事を楽しむというか。日本ではない体験なので、みんなで楽しんだうえでゲームに臨みたい」と、高校生らしく前向きな姿勢を見せた。

 試合前に行われた八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)との交流についても言及。直接エールを送られ、話を振られた福元は「テンションが上がりました。体が熱くなりましたね」と興奮冷めやらぬ様子。「NBA選手をあんなに間近で見たのは初めてで、足や肩周りの体つきがエグかった。優しそうな雰囲気で接しやすかった」と、世界最高峰の舞台で戦う選手のオーラに圧倒されつつも、大きな刺激を受けたようだ。

 シンガポールの環境について問われると、暑さには「エグいです(笑)」と苦笑いを見せ、ホテルの部屋のエアコンは「ガンガンです。25度でも結構暑いんで無理です」と苦労している様子。一方で食事については「今まで食べたなかで一番美味しい」と大絶賛し、特にフライドチキンがお気に入りだという。また、シンガポールでやりたいこととして「マーライオンやマリーナベイ・サンズに行ってみたいです」と異国での時間を楽しみにしている。

文=入江美紀雄

高校男子の関連記事