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Bリーグ全体の営業収入が初の1000億円突破…A東京は“アリーナ一体経営”で最多92.4億円

A東京のホーム・TOYOTA ARENA TOKYO[写真]=B.LEAGUE
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■10シーズンで事業規模は5倍に拡大

 Bリーグは10月13日、2025-26シーズン(2025年度)のクラブ決算概要を発表した。B1~B3のクラブとリーグを合わせた営業収入が初めて1000億円を突破し、過去最高を更新。クラブ単体でもアルバルク東京が92.4億円で過去最高を記録した。

 発表資料によると、クラブとリーグを合わせた事業規模は、開幕初年度の201億円から10シーズンで約5倍の1013億円に拡大した。B1~B3の全55クラブの営業収入は904億円(前年比26.8%増)、オールスターやプレーオフを含む総入場者数は612万人(同9.9%増)とされ、いずれも過去最高を更新した。

 近年は「B.革新」によるリーグ再編を見据え、各クラブが営業収入や来場者数などの参入基準達成に向けて取り組んできた。島田慎二コミッショナーは、ライセンス審査を終えた後も数字を伸ばした点について、「各クラブの企業努力。リーグからの制約がない状況で一定伸ばせたというのは大きなポイントかなと私個人的には思っています」と、各クラブの取り組みを評価した。

 クラブ別の営業収入では、アルバルク東京が92.4億円で最多。千葉ジェッツが59.0億円で2位、宇都宮ブレックスが40.4億円で3位、琉球ゴールデンキングスが38.6億円で4位となった。

 いわゆる“夢のアリーナ”をホームとするクラブが上位に並ぶなか、既存施設をホームとする宇都宮については、島田コミッショナーも「驚異的」と評価。「宇都宮にアリーナができたらどうなるのか。いわゆる“体育館”でこれだけ稼ぎ出すのは、相当評価されて良い結果なんじゃないか」と、その成果をたたえた。

■最多92.4億円のA東京…アリーナ一体経営で飛躍

 クラブ単体の過去最高を更新したA東京は、営業収入を前期の約2.5倍に伸ばした。大幅な増収の背景にあるのが、2025年秋に開業した「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」とクラブの一体経営だ。

 説明会資料では、営業収入を入場料・スポンサー・物販・その他の4項目にまとめて紹介。A東京は「その他」に集約された収入が、前期の2.3億円から50.3億円へ大幅に増加した。

 ここには、アリーナに関わるスポンサー料や飲食売上、VIPエリアのネーミングライツやホスピタリティ関連の収入、他のイベントへの貸館収入などが含まれる。クラブとアリーナを一体で経営することで生まれる収入が、A東京の突出した営業収入を支えた。

 島田コミッショナーは、アリーナの存在に加え、A東京のクラブとしての成長が増収を支えたと強調した。収入の大半はバスケットボール事業に関わるもので、アリーナを活用した収益拡大もクラブの成長を土台にしていると説明した。

 さらに、A東京の今後については「夢がありますよね。まだアルバルクは成長の余地がありますから、100億行く可能性もある」と、さらなる飛躍に期待を寄せた。

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