55分前

開幕目前でも実力者は多数…NBAの契約を待つ即戦力&育成枠のFA選手をピックアップ

[写真]=Getty Images
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 2026-27シーズンの開幕を目前に控えたNBAでは、プレシーズンゲームを通じて各チームが最終調整を進めている。主力にとっては試合勘を取り戻す場でもあるが、契約が保証されていない選手にとっては、生き残りをかけたアピールの場だ。開幕ロスターを巡る競争は佳境に突入している。

 一方で、この熾烈なリーグには、プレシーズンにも出場できない実力者たちが未だにFAとして契約を待っている。本稿では、ローテーションに求められる即戦力性、年齢やアップサイドなどの期待値、直近の成績、役割の希少性・汎用性、実績などの観点から、まだNBAに残す価値があるFA選手を厳選してピックアップする。

 なお、ディアンジェロ・ラッセルやコール・アンソニーなど、海外チームとの契約を選択した選手は本リストから除外している。

文=Meiji

■キャム・トーマス

年齢:25歳
ポジション:シューティングガード

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 NBAにおいてトーマスほどセルフクリエイションを証明している無所属選手は存在しない。昨シーズンは平均13.5得点。前年の平均24.0得点からは大きく数字を下げたように思えるが、36分換算での下げ幅はごく僅かだ。

 問題は、ディフェンス、オフボール能力、プレーメイク、使用率の依存。現状評価はスターターとしての起用には及ばないが、セカンドユニットのインパクトが不足する日には、15分でも確実に結果を出してくれる。

■ジェイデン・アイビー

年齢:24歳
ポジション:シューティングガード

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 2022年ドラフト5位は、天井ならトーマス以上だろう。2024-25シーズンには17.6得点、4.1リバウンド、4.0アシスト、スリーポイント成功率40.9パーセントまで成長。アウトサイドの脅威がありながら、トランジションにおける前への推進力やドライブでも能力を発揮する。

 問題は健康条件と解雇理由。シカゴ・ブルズでは左腓骨骨折からの復帰後に膝の処置を受け、ビリー・ドノバン 元ヘッドコーチも以前の動きを取り戻せていないと指摘した。また、解雇時に球団はその理由について「チームに不利益をもたらす行為があった」と説明。性的少数者への支援活動に対して、SNS上で批判的な発言をしていたことが原因とされており、これがキャリアを危機に晒している。

■ロブ・ディリンガム

年齢:21歳 
ポジション:ポイントガード

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 ミネソタ・ティンバーウルブスからブルズに移籍した昨シーズン後半は、ベンチから30試合に出場し、9.6得点、3.0リバウンド、2.8アシストを記録。プルアップ、ハンドル、ピック&ロール、ペイントへの侵入など、オフェンスでの有能性は少なくない。

 最大の懸念は188センチ、79キロというサイズと守備。小さい選手の活路であるアウトサイド確率もNBA入り以来、改善の余地が見られない。それでも元8位指名の若手を対価なしで獲得できる魅力はある。コンテンダーではない再建中の球団ならFA市場の中でもトップ候補となりうる存在だ。

■セス・カリー

年齢:36歳
ポジション:シューティングガード

[写真]=Getty Images


 昨シーズンはゴールデンステイト・ウォリアーズで出場機会に恵まれなかったが、10試合だけのサンプルでも3ポイント成功率は48.0パーセントだった。前年のシャーロット・ホーネッツでも45.6パーセント。キャリア平均43パーセント超えのシュート性能は、スポットでの得点とスペーシングでまだまだ貢献できる。

 年齢やサイズの制限はあっても、プレーオフを狙うチームなら若手よりもスポットを与える価値があるプレーヤーだ。

■クリス・ブーシェ

年齢:33歳
ポジション:パワーフォワード

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 昨年はボストン・セルティックスで役割を得られなかったが、7シーズンを過ごしたトロント・ラプターズでは平均8.9得点、5.1リバウンド、3ポイント成功率33.9パーセントの成績を残している。

 不足しがちなパワーフォワードとセンターのどちらでもバックアッパーを務めることができ、リムランとオフェンスリバウンド、ヘルプブロックという組み合わせ。大型センターとの戦いは分が悪い印象だが、出場時間15分前後のエネルギービッグとしては役割を想像しやすい。

■ケビン・ラブ

年齢:38歳
ポジション:パワーフォワード

[写真]=Getty Images


 38歳という年齢だが、実際に昨シーズンの成績を見ると、まだまだ外せない。新天地となったユタ・ジャズでは、平均16.6分のプレーで6.7得点、5.8リバウンド、3ポイント成功率37.3パーセントを記録している。

 守備範囲は決して広くはない。それでもディフェンシブリバウンドやストレッチファイブ、アウトレットパス、スクリーン、ハーフコートでの判断は健在だ。さらに優勝を含む経験値は何にも代え難い。82試合の主力ではなくなったかもしれない。それでも優勝候補ではロスター後半で出番があるはずだ。

■ダリク・ホワイトヘッド

年齢:22歳
ポジション:スモールフォワード

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 “宝くじ枠”としての魅力は、FA市場で最上位にある。高校時代は2022年クラスで全米ナンバー1評価だった元超有望株。怪我とシュート効率でキャリアが止まっているが、昨シーズンは10日間契約を結んだメンフィス・グリズリーズで6試合に出場し、平均16.3得点、4.0リバウンドを記録している。

 デューク大学出身、198センチのウイングプレーヤーで、オールラウンドな性能の持ち主。若手中心または育成枠で検討したい球団は、FAからの大きなスティールの可能性を秘めている。

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