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11月3日、「ウインターカップ2022 高校バスケットボール福岡県大会」の決勝リーグが開催され、福岡第一高校と福岡大学附属大濠高校が対戦した。
10月22日と23日に行われた決勝リーグの2試合を制し、すでにともに全国大会出場を決めていた福岡第一と福大大濠。福岡王者の座をかけて行われたライバル対決の序盤は、インターハイ王者でもある福岡第一が主導権を握り、29−18と11点差をつけて第1クォーターを終える。
続く第2クォーターの立ち上がりは、福大大濠が好守で福岡第一のオフェンスを阻み、徐々に点差をつめていく展開。福岡第一は城戸賢心のミドルシュートやムスタファ ンバアイのゴール下で粘り強く得点するも、広瀬洸生や湧川颯斗を止めきれず、同点に追いつかれることに。それでも、福岡第一は轟琉維がドライブから連続得点を挙げるなどして逆転は許さず、43–39と4点リードで後半へ。
後半も一進一退の攻防が続くが、第3クォーター中盤に城戸がスティールからバスケットカウントを決めて流れを呼び込むと、その後も連続得点で一気にリードを12点まで広げる。福大大濠は湧川と広瀬が足を痛めてコートを離れるなどのトラブルも重なり、なかなか劣勢を覆せず。福岡第一が68–56と12点リードで最終クォーターへ。
最後の10分間は福大大濠も湧川と広瀬をコートに戻し、追走にかかる。川島悠翔の速攻や芦田真人の3ポイントで一時は5点差まで詰め寄るも、福岡第一はムスタファがインサイドで強さを発揮し、決して流れを譲り渡さない。再び点差が2ケタに開いてからは流れは変わらず、最終スコア83–76で福岡第一が勝利を収めた。
なお、同日行われた決勝リーグ第1試合では八女学院高校が折尾愛真高校に114−74で勝利し、同校史上初のウインターカップ全国大会出場を決めている。
■試合結果
福岡第一 83-76 福岡大学附属大濠(@アクシオン福岡)
福岡第一|29|14|25|15|=83
福大大濠|18|21|17|20|=76