小椋晴維&佐々木蒼が34得点…今大会の1試合個人得点ランキングは？／全中バスケ2025 男子

　全国各地の予選を勝ち上がった中学バスケ部が日本一の座をかけて戦う「令和7年度全国中学校体育大会 第55回全国中学校バスケットボール大会」男子の部が、8月22日から24日にかけて開催された。

　初日から最終日まで、全国屈指のスコアラーがしのぎを削った本大会に出場した“点取り屋”たちは、どれだけの得点を記録したのだろうか。全中バスケ2025の男子予選リーグから決勝までにおける、1試合あたりの個人得点ランキングを以下にまとめてみた。

■全中バスケ2025 男子1試合個人得点ランキング
1位：34得点　小椋晴維（四日市メリノール学院中／決勝T1回戦・大阪市立巽中戦）
1位：34得点　佐々木蒼（倉敷市立南中／決勝T1回戦・春日部市立豊野中戦）
3位：33得点　星野一嘉（野々市市立布水中／予選L・札幌市立啓明中戦）
4位：30得点　守山武瑠（浜松市立与進中／予選L・春日部市立豊野中戦）
5位：28得点　野呂田桜輔（世田谷区立梅丘中／準決勝・京都精華学園中戦）
5位：28得点　矢作拓真（金沢学院大学附属中／予選L・春日部市立豊野中戦）
5位：28得点　栗原稜生（春日部市立豊野中／予選L・浜松市立与進中戦）
5位：28得点　西村春摩（高松市立香東中／予選L・四日市メリノール学院中戦）
9位：27得点　小西翔吾（小山市立小山第三中／決勝T1回戦・野々市市立布水中戦）
10位：26得点　小黒祥（札幌市立東月寒中／予選L・北谷町立北谷中戦）
10位：26得点　前山遼翔（野々市市立布水中／予選L・高知中戦）

　今大会の得点ランキング1位に輝いたのは、決勝トーナメント1回戦で34得点を挙げた小椋晴維（四日市メリノール学院中）と佐々木蒼（倉敷市立南中）の2選手。同じ34得点ながら、その内容は実に対照的だった。佐々木が7本もの3ポイントシュートを沈めてスコアを伸ばしたのに対し、小椋は3ポイントが0本ながらインサイドを中心に得点を重ね、20リバウンドも記録して圧巻のダブルダブルを達成。負けたら終わりの大舞台で、それぞれの持ち味を存分に発揮しチームを勝利へと導いた。

　3位には、予選リーグの札幌市立啓明中戦で33得点をマークした星野一嘉（野々市市立布水中）がランクイン。また、準決勝の京都精華学園中戦というハイレベルなゲームで28得点を記録した野呂田桜輔（世田谷区立梅丘中）も5位に入るなど、大会を通して多くのスコアラーが会場を沸かせた。