2026.11.05
11月5日、日本財団はスポーツを通じた社会貢献活動を表彰する「HEROs AWARD 2026」の受賞者を発表。バスケットボール界から八村塁(NBAロサンゼルス・クリッパーズ)と秋田ノーザンハピネッツが選出された。
同賞は、アスリートやスポーツ団体などが取り組む社会貢献活動を表彰するもので、今年で10回目を迎える。今回は八村と秋田のほか、格闘家の武尊、カーリングの本橋麻里、株式会社アシックスの計5者・団体が受賞した。
八村は、自身が主宰するプロジェクト「BLACK SAMURAI」を通じた次世代育成の取り組みが評価された。同プロジェクトは2025年に始動し、初開催の「THE CAMP」には全国から3314人が応募。2026年は神戸、名古屋、富山の3都市でイベントを開催し、富山では小中学生200人を無料招待するなど、子どもたちが世界基準の指導や環境に触れる機会を提供してきた。
受賞に際し、八村は「『BLACK SAMURAI』は、僕が海外で学んだ技術や、世界で戦うためのマインドセットを次世代の子どもたちに伝えたいという想いから生まれました」と活動への思いを説明。「バスケに限らず、自分で決めたことに『覚悟』を持って臨み、恐れず世界へ挑戦してほしいと思っています」とメッセージを送り、「これからも子どもたちの夢を後押しできるよう、僕自身も全力で挑戦を続けます」とコメントした。
一方、秋田は常設型こども食堂「みんなのテーブル」を中心とした地域貢献活動が評価され、秋田県勢として初受賞。2021年に開設した同施設は2025年に2店舗目をオープンし、累計利用者数は2026年5月時点で2万人を突破した。さらに、秋田県内全25市町村を巡るプレイキッチンカーの運営や農業・就労支援など、子どもの居場所づくりから地域の産業・人材育成まで幅広い活動を展開している。
秋田ノーザンハピネッツの水野勇気代表取締役社長は「今回の受賞は、日頃から共に活動を支えてくださる多くの関係者の皆さまのおかげです」と感謝。「この活動を一過性で終わらせず、時代や環境の変化に耐えうる『持続可能な仕組み』として確立していくことこそが、私たちの使命です」と今後への決意を語った。
なお、「HEROs AWARD 2026」の授賞式は12月14日に東京都内で開催される予定となっている。
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