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9月10日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」を5戦全敗で終えた日本代表(FIBAランキング48位)が帰国。馬場雄大(アルバルク東京)が取材に応じた。
1試合平均9.2得点2.6リバウンド3アシストの成績を残した馬場は「アグレッシブに行くことや攻めることは5試合をとおしてやれた。ディフェンスではファウルがかさむことなくやれたと思う」と口にしたが、手応え以上に「『やれた』、『やれなかった』ではなく、技術面で世界の選手から学ぶことが多かった。まだまだ改善できることが多い」という。
「現在地を知れた」(馬場)ワールドカップを終え、約11カ月には自国開催の東京2020オリンピックが控えている。「ここからはい上がっていくだけ。切り替えるしかないし、もう始まっていると思う」と語った馬場は、「海外の選手とやっていかないと差は埋まらない」と言及。「経験も積めないと思うので。世界レベルのバスケを経験していくことが必要だと思う。(自分には)努力する姿勢、向上心があるし、(まだ)限界になっていないと思っている」と続けた。
また、チームとしては「誰がいてもいなくても、『自分たちのバスケはこうだ』ということを見つけることが必要」。「日本バスケのスタイルをいち早く見つけて、そのバスケを追求していくことが自信にもつながる。(八村)塁(ワシントン・ウィザーズ)、(篠山)竜青さん(川崎ブレイブサンダース)が途中で抜け、自分たちのバスケが何なのかを突き詰められなくて、わからなくなってしまったので」
スティールからのダンクという“十八番のプレー”を見せつけ、アメリカ代表(同1位)を相手に18得点を挙げるなど、世界舞台でもインパクトを残した23歳のさらなる成長に注目したい。