2021.11.27
11月27日、「FIBA バスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選」Windows1、日本対中国がゼビオアリーナ仙台(宮城県仙台市)で行われた。トム・ホーバスヘッドコーチ体制になって初めての公式戦。日本は、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、アキ・チェンバース(群馬クレインサンダーズ)、シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が先発を務めた。
日本は試合開始から積極的に3ポイントシュートを放つがなかなか決められず、そのリバウンドを中国に奪われて守勢に。残り7分1秒に張本がジャンプシュートを決めるも0−11のランを許す。その後、エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)がオフェンスリバウンドを奪いフリースローで得点。その後、齋藤拓実(名古屋D)、西田優大(シーホース三河)らがシュートを決めて、11−27で第1クォーターを終える。
第2クォーター、日本は西田の3ポイントでスタート。ドライブからゴール下での合わせを見せるようになり得点を重ねる。残り7分52秒、古川孝敏(秋田ノーザンハピネッツ)が3ポイントを決めて、18−29と11点差としたところで中国がタイムアウトを請求、立て直しを図る。日本はゾーンディフェンスを交えた守りで、なんとか中国の得点を抑え、このクォーターを18−18のタイとし、29−45と16点ビハインドで後半に折り返した。
後半の出だし、中国の212センチのセンター、ジョウ・チーに連続で得点を決められる苦しい展開となる。そのジョウがケガの治療でロッカーに下がるが、日本は開始5分で得点できたのが富樫のフリースローのみ。それでも中盤以降、齋藤のアシストで竹内公輔(宇都宮)、西田が連続得点して追い上げを図る。一方グォ・アイルンに得点を許し、40−64とされ最後の10分間へ。
第4クォーター開始早々、グォに連続3ポイントを許す。日本は藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース)がコーナーから3ポイントを決めて反撃を試みる。エヴァンス、竹内のインサイド陣の速攻、富樫のジャンプシュートで日本は最後まで攻撃を続け、このクォーターを23−15としたが、それまでのビハインドが大きく63−79で中国に敗れた。
個人スタッツでは西田が11得点、エヴァンスが10得点8リバウンドをマーク。また、日本は全員得点を挙げるも、中国に53本のリバウンドを許し(日本は34本)、最後まで主導権を奪えなかった。第2戦は明日18時5分から同じくゼビオアリーナ仙台で行われる。
■試合結果
日本 63−79 中国
日本|11|18|11|23|=63
中国|27|18|19|15|=79
2021.11.27
2021.11.27
2021.11.27
2021.11.26
2021.11.26
2021.11.26