2021.11.26

川崎の主将を筆頭に豪華な顔ぶれ…日本代表候補Bリーガー平均アシスト数トップ10

日本代表候補の「1試合平均アシスト数」をランキング形式で紹介[写真]=B.LEAGUE
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 日本バスケットボール協会(JBA)は15日、11月27・28日に宮城県仙台市で行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」のWindow1に臨む男子日本代表候補24選手を発表した。選ばれた選手たちは新鮮な顔触れながら、Bリーグで確かな成績を残した実力者がそろった。

 選ばれたBリーガー24名のうち、2021-22シーズンに特に好成績を収めている選手は誰なのか、本稿では日本代表候補のなかで今シーズンの「1試合平均アシスト数」のトップ10をランキング形式で紹介する。

日本代表候補Bリーガー
2021-22シーズン 1試合平均アシスト数 トップ10(11月26日時点)

1位:藤井祐眞/川崎 6.4本(90本)
2位:齋藤拓実/名古屋D 6.2本(87本)
3位:富樫勇樹/千葉 5.9本(83本)
4位:ベンドラメ礼生/SR渋谷 4.2本(59本)
5位:寺嶋良/広島 3.8本(53本)
6位:比江島慎/宇都宮 3.6本(50本)
7位:岡田侑大/信州 3.2本(38本)
8位:森川正明/横浜 3.1本(43本)
9位:岸本隆一/琉球 2.6本(36本)
10位:安藤周人/A東京 2.4本(34本)
10位:アキ・チェンバース/群馬 2.4本(33本)
10位:原修太/千葉 2.4本(33本)
※()内は総アシスト

 1位には、東地区首位と好成績を収める川崎の主将・藤井祐眞が輝いた。今シーズンはここまでで、キャリアハイの平均アシスト数を記録し、司令塔としての存在感も増している。2位にランクインした齋藤拓実もキャリアハイの平均アシストと好調を維持し、代表候補へ招集される原動力に。昨シーズンは日本人トップとなる平均5.7アシストを記録しており、そのパスセンスの非凡さは疑いようがない。

 3位と4位には東京オリンピックへ出場した2人が名を連ねた。3位の富樫勇樹は2019-20シーズンにアシスト王を獲得するなど、パスのスキルも折り紙付き。今シーズンはすでに2度、10アシストをマークしている。4位に入ったベンドラメ礼生は、過去3シーズンに渡り平均4本以上のアシストを記録と、安定感も抜群だ。5位には、24歳と伸び盛りの寺嶋良がランクイン。新天地での躍進により、代表候補入りを果たした。

 6位以下にも各クラブの主力選手が顔をそろえた。トム・ホーバスHCが目指す早い展開でのバスケットでは、素早い状況判断で味方にパスをさばける選手が求められる。ランキングの上位5人はポイントガードとなったが、新体制での初陣で誰が司令塔を務めることになるのか注目が集まる。

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