2021.12.23
男子日本代表は11月28日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区1次予選Window1」で中国代表と対戦した。
前日行われた中国戦で、63−79と敗れていた日本。第1戦では第1クォーターの出だしが悪く、大差をつけられてしまったが、第2戦でもその課題を解決できず。最初の10分間だけで29点を奪われてしまう。
2日連続で第1クォーターでつまづいてしまった日本は、その後反撃を試みるも点差を縮めるには至らず。結局73−106で敗れ、中国代表に2連敗を喫した。
自身にとっての初陣を2連敗で終えたトム・ホーバスヘッドコーチは、試合後の会見で「2戦連続で出だしが悪かった。ちょっとビックリしています」と落胆の声。「昨日の第2、3、4クォーターは悪くなくて落ち着いたと思ったし、今日もいいミーティングをして分かったと思っていたけど、出だしが良くなかった」とし、「相手は強いチームで、プレッシャーに負けたのは良くなかったです」と分析した。
日本代表はこの2戦で解散。選手たちにはBリーグと天皇杯と過密日程が待ち構えているため、合宿を行う時間がない。指揮官は「みんなバラバラになるけど、『この経験、気持ちは絶対忘れないように』と伝えた」といい、続けて選手たちにある注文をつけた。
「代表のスタイルはBリーグのチームはやらない。なので、代表選手はチーム練習を終えた後に練習したほうがいいと思います。このスタイルの練習が必要。スタッフもこれからいろいろ考えますし、ビデオを作ったりコミュニケーションを取ったりします」
男子日本代表の次戦は、来年2月25日のチャイニーズ・タイペイ戦。「2月は24人は呼ばない。人数を減らして少ない選手で練習したほうがいいと思う」と明かすホーバスHCは、どの選手を招集するのか。今後の選手選考、戦いぶりに注目が集まる。
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