2022.09.30
6月21日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window3に向けて15日から直前合宿を実施している男子日本代表の西田優大(シーホース三河)がオンライン会見に応じた。
西田はWindow1で日本代表デビューを飾ると、Window2のチャイニーズ・タイペイ代表戦では33分47秒の出場で27得点3リバウンド3アシスト2ブロックをマーク。日本代表のエースとして期待がかかる中、「今回の合宿でやることは変わっていませんが、メインにすることは何なのかを把握し、チームの中で共通理解を持ちながら、しっかりと準備していければいいと思っています」と話した。
Window2ではチャイニーズ・タイペイ代表戦こそ大活躍を見せたが、翌日のオーストラリア代表戦は4得点2リバウンド2アシスト。「勝利したチャイニーズ・タイペイ戦では、ペイントアタックがうまくいっていましたが、オーストラリア相手に同じようにできませんでした。もう少しうまくフィニッシュしていけば、得点を伸ばせたと思います」と振り返り、今回の合宿ではチーム全体として、「よりベストな選択につなげていく」ためにペイントアタックしたあとのジャンプストップを意識して取り組んでいるという。
チームの中では若手に該当する23歳の西田だが、富永啓生(ネブラスカ大学)、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)といった後輩も合宿に参加。「自分より下の世代で力をつけてきている選手が増えているので、本当に負けていられないという気持ちを持っています」と気を引き締めた一方、東海大学の後輩にあたる河村とはコート外でも親交が深いようで、「バスケ以外の部分でも仲良くしています。(プレー面では)彼はアタックしたあと、本当によく見えています。『まさかこんなところに』といったパスを出してくる。そういう意味では楽しみな選手なので、一緒にプレーしたいと思います」と共演を望んだ。
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