2022.10.08
7月15日、男子日本代表は「FIBAアジアカップ2022」のグループステージ第2戦でシリアと対戦し、117-56という大差で2連勝を収めた。
試合から一夜明けた16日、記者会見に応じた西田優大(シーホース三河)は、「相手が序盤から変則的なディフェンスを組んできましたが、それに自分たちがびっくりすることもなく、空いたらシュートを打つ気持ちをみんなが持っていました。積極的に打っていった結果、大勝につながったのかなと思います」と試合を振り返った。
日本は須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)の9本、富永啓生(ネブラスカ大学)の7本を筆頭に、計27本の3ポイントを51.9パーセントの高確率でヒット。トム・ホーバスヘッドコーチが目指すスタイルをチームとして体現したシリア戦では、3ポイントが決まる度にベンチの選手たちが仲間の活躍を称える場面も見られた。
「特に須田さんと啓生が出ている時間帯はシュートを打てば入るんじゃないかと、ベンチでも期待しながら見ていました。実際に3ポイントが入ったときもお祭り騒ぎみたいな感じで、楽しい雰囲気でした」
自身は15分16秒の出場で、放った2本の3ポイントを両方とも沈め、6得点3リバウンド2アシスト4スティールをマーク。ここまでの2試合で計7スティールを記録している西田だが、前線からプレッシャーをかけているチームメートのおかげだと冷静に語る。
さらに、3ポイントは2試合の合計で7本中6本成功と、高い確率をキープしていることについて聞かれると、「シュートのタッチは悪くないですが、オフェンスだけにならずにディフェンスでも自分的にはしっかりやれているのかなと思うので、そこは今後もやっていきたいです」と語り、攻防両面で質の高いプレーを意識しているようだ。
また、オフェンス面では「シュートが入らない日もあると思うので、そういうときこそ僕だったりがペイントにアタックをして、いいリズムが作れるようにできたらいいなと思います。周りがいいシュートを打てるように、積極的にペイントアタックも狙っていきたいです」と力強く語り、さらなる成長を目指す。
グループステージ最終戦となるイラン戦については、「非常にサイズの大きい選手もいますが、自分たちのバスケットをしっかりとやれば相手は40分間ついてこれないと思うので、自分たちのペースでやることができれば結果につながると思います」と意気込んだ。
日本とイランはともに2勝を収めているため、この試合で勝った方がグループ1位で決勝トーナメントに進出することができる。注目の1戦は、日本時間7月17日19時30分ティップオフ予定だ。
2022.10.08
2022.09.30
2022.08.09
2022.06.22
2022.06.04
2022.06.03
2022.07.18
2022.07.18
2022.07.17
2022.07.17
2022.07.16
2022.07.16