2022.08.09

馬場雄大をモデルにレベルアップを図る西田優大「ディフェンスのアグレッシブさを真似したい」

日本代表の合宿に参加している西田優大[提供]=日本バスケットボール協会
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 8月8日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window4」の直前合宿に参加している男子日本代表西田優大シーホース三河)が、記者会見に応じた。

 トム・ホーバスヘッドコーチ就任以降すべての試合で招集され、主力として活躍してきた西田。8月は「Softbankカップ」とワールドカップ予選が控えているが、「アジアカップで僕たちができなかったことを発揮したい」と語り、さらに「アウェーのイラン戦に関しては、ワールドカップが懸かっていて相手がすごく力を入れてくると思うので、トム(ホーバス)さんがいつも言うように気持ちで負けないよう戦いたい」と意気込んだ。

 今回の合宿にはテキサス・レジェンズやメルボルン・ユナイテッドで活躍し、昨夏の東京オリンピックへ出場した馬場雄大が参加。西田は以前馬場を意識していると語っており、今回の合宿でプレーを目に焼き付け、自身の成長につなげていくつもりだ。

「(馬場の)ディフェンスのアグレッシブさを真似したいと思っています。アジアカップでは僕や吉井(裕鷹/アルバルク東京)がかなりフィジカルにやっていたつもりだったのですが、それでも足りない部分がありました。スティールなどチームに求められているところで真似できると思ったので、盗んで真似したい」

 約1年もの間ホーバスHCのもとで戦ってきた西田。「一番最初の合宿に比べ、フリーランスなオフェンスの中でもチームで共通理解して攻める場面が増えてきた」と戦術理解度は高まっている。「特にアジアカップのメンバーは(理解度が)深まっている」ため、要求レベルが上がってきているという。

「一つひとつのプレーのクオリティーを求められています。トムさんのバスケは間違いがないからこそ戸惑う選手もいます。ミスがないからこそ動き続け、日本の強さを意識しながら自分のプレーのクオリティーを上げていけたらと思っています」

 日本代表は今月13・14日に「Softbankカップ」でイラン代表と対戦したのち、同25・30日にアジア地区予選Window4を戦う。

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