2022.07.03

U17W杯初戦に臨んだ男子日本代表…第1Qと第3Qでの失速が響きドミニカに敗戦

チームハイの16得点を挙げた川島(右)[写真]=fiba.com
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 7月3日(現地時間2日)、「FIBA U17バスケットボールワールドカップ スペイン2022」が開幕し、U17男子日本代表はでドミニカ共和国代表とのグループステージ初戦に臨んだ。

 日本の先発には、石口直(東海大学付属諏訪高校3年)、武藤俊太朗(開志国際高校3年)、川島悠翔(福岡大学附属大濠高校2年)、渡辺伶音(同1年)、内藤耀悠レバンガ北海道U18)の5名が名を連ねた。

 日本は川島がジャンプシュートやブロックなどで第1クォーターから存在感を発揮。残り約3分までは互角の戦いを繰り広げる両チームだったが、ここからドミニカに12点を連取され、9-20とリードを許し第2クォーターへ。

 悪い流れを払拭したい日本は3ポイントシュートやレイアップなど積極的にゴールを狙いにいくものの、ドミニカの得点を抑えきれず点差は徐々に拡大。終盤では内藤や石口のレイアップなどでわずかに盛り返し、26-38と12点差で前半を終えた。

 迎えた第3クォーター、日本は再び苦しい展開に。3ポイントシュートを連続で成功される一方で日本は得点が伸び悩み、中盤には20点差をつけられる。終了間際にはバスケットカウントで3点プレーを決められてしまい、39-66と27点差で最後の10分間へ向かう。

 第4クォーター序盤、崎濱秀斗(福岡第一高校2年)がスティールから速攻を決めると、今度は川島のダンクをアシストしてチームをけん引。このプレーで流れをつかみたかったが、日本は欲しい場面での3ポイントシュートやジャンプシュートが決まらず、残り2分で20点差と厳しい状況に追い込まれる。その後もゴールを狙う姿勢を貫いたが、69-81と敗北を喫した。

 日本は川島が16得点9リバウンド、武藤が12得点4リバウンド、ルーニー慧(正智深谷高校3年)が11得点4リバウンドをマーク。試合序盤は接戦だったものの、第1クォーターと第3クォーターでの失速に大きく苦しめられた。

 次戦、7月4日に日本はスペイン代表と対決する。

■試合結果
ドミニカ共和国 81-69 日本
ドミニカ|20|18|28|15|=81
 日本 |9|17|13|30|=69

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