2023.02.12

「自分のプレーを正確にこなしたい」…代表入りを果たすために川島悠翔が挙げた改善点

キャンプ参加者では最年少となった川島[写真提供]=日本バスケットボール協会
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 2月6日から10日にかけて、「2022年度 男子日本代表チーム ディベロップメントキャンプ」が開催。今後の継続的かつ将来的な男子日本代表チームの強化を目的とし、17歳から22歳までの計19名の若手選手がトム・ホーバスヘッドコーチらの指導のもと技術向上に励んだ。

 今回のキャンプで最年少の選手となったのが、昨年末の「第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)」でも異彩を放った川島悠翔(福岡大学付属大濠高校/2年)。200センチと長身ながらしなやかなシュートタッチを持つ期待のビッグマンは「年齢は関係なくやっていきたいです。プロや大学生の方がいるので、プレーを見ていきたい」と、合宿中のインタビューで心境を語っていた。

「プレーの正確性が必要かなと思いました」と、今後A代表のメンバー入りを果たすための改善点を川島は挙げる。「ターンオーバーやミスをしていたら、ここではできないと感じたので。しっかりと、自分のプレーを正確にこなせるようになりたいです」と、笑みをこぼしつつ自身の課題に触れた。

川島(中央)はプレーの正確性向上を課題に挙げる[写真提供]=日本バスケットボール協会

 キャンプでもシュート力は通用する場面があったと話した一方、そこに至るまでの過程で改良を試みる必要があるとコメントした川島。「シュートに持っていくまでのポジショニングだったりを、トムさんがすごい大事にしていたので。そういう部分を今回の合宿で練習していきたいと思います」。

 プレースタイルの幅広さを武器に、福大大濠のエースとして4月からは最上級生になる川島。キャンプは5日間という期間だったものの、ホーバスHCらの指導から得た“気付き”をヒントに、今後も飛躍的な成長を遂げてもらいたい。

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