2023.02.18

仲間からのアドバイスを胸にロスター入りを狙う細川一輝…「空いたらどんどんシュートを打つ」

高確率の3ポイントシュートを武器に持つ細川[写真提供]=日本バスケットボール協会
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 2月17日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window6に向けた男子日本代表の直前合宿に参加している細川一輝三遠ネオフェニックス)がオンライン会見を行った。

 1月31日に発表された合宿招集メンバーのうち、トム・ホーバスヘッドコーチ体制の“新顔”として橋本晃佑シーホース三河/ケガにより不参加が発表)とともに初選出を飾った細川。「初招集ということで、選んでいただけてうれしいですし、チームメートが分からないところを教えてくれるので。自分も理解を深めることができていますし、まだまだ覚えることがたくさんあるので、引き続き自信を持って頑張っていきたいと思います」と、初参加のキャンプについて語った。

 大会に向けては、「チャンスを生かして、メンバーに入れるように」と、シューターの細川は前向きな姿勢を見せる。安藤周人アルバルク東京)や西田優大(三河)など、国内屈指のシューターらと枠を奪い合うことになるが、「ここで勝って、ユニフォームを目標にしっかりとやっていきたいと思います」と、ロスター入りに貪欲な姿勢を見せている。

 ホーバスHCのバスケットボールについては、「ファイブアウトでタイミングが大事になってくると思うので、メリハリをしっかりとつけてチームのコンセプトに合った動きをしていきたいと思います」と、細川はチームメートとの連携を重視しているという。

国内屈指のシューター陣とロスターを争う細川[写真提供]=日本バスケットボール協会

 今シーズンから三遠に移籍し、1試合平均10.4得点2.6リバウンド1.1アシスト(2月18日時点)を挙げ、3ポイントシュート成功率は40.7パーセントと日本人2位の成績を記録している細川。好調の秘訣には同チームの敏腕シューター、金丸晃輔のアドバイスが関係していると語る。

「オフボールでのディフェンスとの駆け引きのところで、ちょっとうまく手を使ったりとか、体の当てるタイミングとか。そういったところを教わって、それを試合でも少しずつ生かしていけているかなと思いますね」

 三遠の面々からは「思い切り、空いたらどんどんシュートを打って自分の良さを出してこい」と激励を受けたという細川。チームからの期待を背負ったシューティングガードは、3ポイントシュートを重要視するホーバスHCの前でどれだけのインパクトを残せるだろうか。

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