2023.01.31

ケガを乗り越えた橋本晃佑と3ポイント好調の細川一輝、新顔2人が“ホーバスジャパン”に見参へ

トム・ホーバスヘッドコーチ体制で初選出を果たした三河の橋本晃佑と三遠の細川一輝 [写真]=B.LEAGUE
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 1月31日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window6に向けた男子日本代表合宿招集メンバー18名が発表された。

 富樫勇樹千葉ジェッツ)や河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)、須田侑太郎名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)といった“常連”が名を連ねるなか、橋本晃佑シーホース三河)と細川一輝三遠ネオフェニックス)がトム・ホーバスヘッドコーチ体制で初選出を果たした。

 現在29歳の橋本は、203センチ105キロのパワーフォワード。宇都宮工業高校から東海大学に進学し、栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)でキャリアを始めた。2020-21シーズンの富山グラウジーズ移籍を経て、2021-22シーズンから三河に在籍する。2017年5月に左ひざ前十字靭帯断裂、2021年4月に右アキレス腱断裂と大ケガを経験し、三河加入後も2022年2月に右腕骨折。ケガに悩まされてきたが、2022年11月19日に行われた宇都宮ブレックス戦で300日ぶりの復帰を果たした。B1リーグ第20節終了時点で1試合平均11分9秒のプレータイムで同2.3得点1.4リバウンドを記録。3ポイントシュート成功率は同31パーセントにとどまっているものの、富山在籍時には1試合でキャリアハイの8本成功、シーズンを通じても同39.8パーセントの数字を残した。

 現在25歳の細川は、187センチ92キロのシューティングガード。上武大学在籍時に関東大学バスケットボールリーグ戦2部で得点王に輝き、2020年に特別指定選手として当時B2の群馬クレインサンダーズBリーグデビューを飾った。活躍の場をB1の京都ハンナリーズに移すと、2020-21シーズンに同4.8得点、2021-22シーズンに同8.2得点をマーク。三遠での今シーズンは同10.2得点とスタッツを伸ばし、3ポイントシュート成功率も日本人2位の同40.2パーセントと好調を維持している。

 橋本は「ウィリアム・ジョーンズカップ」で代表デビューを飾り、「東京2020オリンピック競技大会」の候補選手にも選ばれた経験を持つ。代表歴のない細川を含めた2人が、ホーバスHCの下でどのようなプレーを見せるのか注目だ。

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