2023.06.25

U19ワールドカップ2023が開幕…川島悠翔が30得点もブラジルに敗れて黒星スタート

高い得点力を発揮して日本をけん引した川島[写真]=fiba.com
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 6月24日、ハンガリーのデブレツェンで「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2023」が開幕し、U19日本代表がU19ブラジル代表と対戦した。

 日本ジェイコブス晶(NBAグローバルアカデミー)がチームの初得点を挙げるが、ブラジルに連続8得点を奪われてリードを許す。その後は川島悠翔(NBAグローバルアカデミー)やロロ・ルドルフ(セントオーガスティン高校)の得点で食らいつくも、0-15のランを作られる苦しい展開に。終盤には内藤耀悠レバンガ北海道U18)の3ポイントが決まるが、13-31で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターでは序盤から岡田大河(Zentro Basket Madrid)と川島の3ポイントが決まると、ジェイコブスはバスケットカウントのレイアップを沈める。一時は11点差とし、その後も川島が得点を伸ばすが、終盤には再びブラジルに突き放され、35-53と点差を詰められずに試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターでもブラジルに次々とリバウンドを奪われ、日本は連続12失点するなど、大きく点差を離される。川島が得点をけん引し続けると、湧川颯斗滋賀レイクス)、小澤飛悠(日本体育大学)、武藤俊太朗(明治大学)の3ポイントも決まったが、53-81で第4クォーターに突入。最後の10分間では川島、岡田、小川瑛次郎(羽黒高校)の長距離砲で点差を詰めることに成功したが、73-94でグループステージ初戦に敗れた。

 日本は敗れたものの、川島が30得点3リバウンドと躍動。さらに、ジェイコブスが9得点、岡田が7得点、湧川が5得点12リバウンド4アシストと奮闘するも、チームの総リバウンド数で30-59と大きく差をつけられることとなった。

■試合結果
日本 73-94 ブラジル
日  本|13|22|18|20|=73
ブラジル|31|22|28|13|=94

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