2023.09.19

U16日本代表がカタールを突き放し快勝…高田将吾、千保銀河ら5選手が2ケタ得点でアジア選手権2連勝

カタール戦でチームトップの17得点を挙げた高田[写真]=fiba.basketball
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 9月18日、カタールで「FIBA U16アジア選手権大会2023」が行われ、U16男子日本代表が開催国のU16カタール代表とのグループステージ第2戦に臨んだ。

 この試合でスターターを務めたのは、初戦のイラン戦と同じく高田将吾(福岡大学附属大濠高校)、千保銀河(開志国際高校)、新郷礼音(Team Thad)、ベネディクト研一郎(Iona Prep School)、白谷柱誠ジャック(四日市メリノール学院中学校)の5名。

 日本は、立ち上がりから強度の高いディフェンスでカタールの攻撃を封じ、最初の3分を終えて12-2とするなど速いテンポで得点を量産。その後も高田やベネディクトらが積極的にドライブを仕掛け、37-15で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーターでも、日本はベンチメンバー主体で挑むもリードを維持。チーム全体でアウトサイドシュートを果敢に狙い、55-29で試合を折り返した。

 後半では、出だしで得点がしばらく停滞してしまった日本だが、千保の3ポイントシュートで打開すると、そこからは高田、ベネディクト、千保が持ち前の攻撃力を存分に発揮。カタールの得点を許す場面もあったものの、80-50とリードを広げて第3クォーターを終えた。

 第4クォーターでは、日本は再び控えメンバー主体の布陣で挑むことに。このクォーターでは、カタールの意地の追い上げを許し、わずかに点差を縮められたものの、中村颯斗(四日市メリノール学院中学校)やランドリガン平良(福岡第一高校)らが加点し、優位を維持。見事に逃げ切り93-68で大会2連勝を飾った。

 この試合では、イラン戦と同じく高田が18得点とチームトップの数字をマーク。続いて千保が17得点、ベネディクトが15得点と気を吐いた。また、本田蕗以(四日市メリノール学院中学校)と白谷の“中学生コンビ”も2ケタ得点を記録するなど活躍を見せた。

■試合結果
日本 93-68 カタール
日  本|37|18|25|13|=93
カタール|15|14|21|18|=68

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