2025.02.20

ホーバスHCが後半未出場の吉井裕鷹に言及「ちょっとケガをしてしまって」

試合後のフラッシュインタビューに応じた日本代表のトム・ホーバスHC [写真]=fiba.basketball
バスケ情報専門サイト

 2月20日に深圳スポーツセンターで「FIBAアジアカップ2025 予選」Window3が行われ、男子日本代表(FIBAランキング21位)が中国代表(同30位)と対戦。第1クォーターこそ7点差と競ったものの、すべてのクォーターで上回られ、58-100で大敗した。

 フラッシュインタビューに応じたトム・ホーバスヘッドコーチは「若い選手にはあまり経験がないです。それはわかっていましたけど、全員があまり(いいプレーを)できなかった。ちょっと残念。いい練習をできていたと思いますけど、中国のディフェンスプレッシャーが強かったです」と振り返った。

 高さに加え、テーマとして掲げていたフィジカル面も「負けた。全部負けました」(ホーバスHC)。2ガードを組む時間帯もあった佐々木隆成三遠ネオフェニックス)とテーブス海アルバルク東京)の名前を挙げ、「すごくいい仕事をしたと思います。2人は経験があって、すごく助かりました」と称えた。後半は出番がなかったキャプテンの吉井裕鷹(三遠)にも触れ、「吉井のケガ、吉井がいないと。経験があって、彼は3番(スモールフォワード)、4番(パワーフォワード)もできるから。彼はちょっとケガをしてしまって、それ(の影響)もすごく大きかったと思います」とコメント。詳細については明かさなかった。

 若い選手が完全アウェーの試合で経験を積めたことについて問われると、「それしかないじゃないですか。もし勉強していなかったら残念です。この経験は痛いけど、未来を考えたら悪くないかなと。金近(廉/千葉ジェッツ)選手、細川(一輝/群馬クレインサンダーズ)選手、津屋(一球/三遠)とか。ポジティブになるのかなと。今は痛いですけど、それ(経験)を考えたら悪くないかもしれない」と言及した。

 指揮官はモンゴル代表(同109位)と対戦する23日の予選最終戦に向けて、選手たちへ「絶対にモンゴル戦は負けないで、勝ちましょう」と伝えたという。

代表の関連記事