2025.09.24
男子日本代表は8月10日、FIBAアジアカップ2025グループステージ最終戦でグアム代表に102-63で勝利し、グループBを2勝1敗で終えた。第1クォーターから主導権を握った日本は、ベンチメンバーを含め全員が得点を記録。中でも西田優大は15分7秒の出場で3ポイントシュート3/7を含む16得点4アシストを挙げ、限られたプレータイムの中で攻守に存在感を放った。
試合後、西田は予選3試合を振り返り「僕としては悪くなかった。結果に結びつかない場面もあったが、プレーを継続していれば結果が出ることもあると感じた試合だったので、やることは変えずにこれからもやりたい」と語った。グループステージを通してシュートタッチは好調を維持していたといい、「今日に限らずずっと良かった。いいタイミングで打てていたし、前の2試合ではタフな3ポイントが多かったので、そういった意味では今日良かった」と手応えを口にした。
この日の西田は、外角だけでなく積極的なボールプッシュやドライブでも相手守備を崩した。第2クォーターには自ら持ち運んだボールからのアタックでレイアップを沈め、第3クォーターにはペネトレイトから味方のオープンを作り出すなど、得点とアシストの両面でチームに勢いを与えた。自身の役割については「シューターが多い中で、自分は積極的にアタックして相手にプレッシャーをかける役割を担うことが、勝ちにつながると思っていた。グアム戦ではそれを強く意識してプレーした」と説明した。
イラン戦からの切り替えにも成功した。敗戦直後の暗いムードを払拭し、前向きなメンタルで臨めたという。「昨日の練習から、目の前のプレーに集中して臨めた。チーム全員が同じ意識を持って試合に入れたと思う」と語り、グループステージ最終戦にしてチームの状態が上向いていることを強調した。
次戦については「どちらにせよフィジカルな相手なので、自分たちのバスケットをやることが大事」とコメント(この試合後に行われた韓国対レバノンは韓国が勝利し、日本の準々決勝進出決定戦の相手はレバノンに決まった)。レバノンとはこれまでも国際大会で接戦を繰り広げており、フィジカルの強さとサイズにどう対応するかが鍵となる。
試合中に見られた顔面の打撲については「練習中に当たった。左目や顎など色々食らっているが大丈夫」と笑顔で話し、コンディションに問題がないことをアピール。短い準備期間での修正と調整に意欲を見せ、「次も勝てるようにしっかり準備したい。チームの状態は上がっている」と力強く締めくくった。
取材=小永吉陽子
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