2025.08.11

テーブス海「目の前のプレー、試合が一番大事」…イラン戦の敗北から切り替えグアム戦快勝

スタメンで出場したテーブス[写真]=fiba.basketball
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 男子日本代表は8月10日、FIBAアジアカップ2025グループステージ最終戦でグアム代表に102-63で勝利し、グループBを2勝1敗で終え、準々決勝進出決定戦に進むこととなった。先発ガードを務めたテーブス海は16分6秒出場し、7得点5アシストをマークした。

 試合後、テーブスはグアム戦での自分のプレーを振り返り「出だしからチームが気持ちよくプレーできるように、自分も積極的にアタックしていい流れが作れたので、結果的には吹っ切れたと思います」と話し、特にキックアウトの面では「グアムが結構ディフェンスで寄るというのは言われていたので、自分がペイントアタックすることでオープンシュートはクリエイトできるとは思ってプレーしていました」と手ごたえを口にした。

 一方で課題としては「流れが悪い時にどういった形でオフェンスを組み立てるべきか明確ではないので、そういったところで自分がズレを作らなければいけない。そこは自分の責任だと思います」と語った。

 予選3試合を振り返ると「正直うまくいかなかったことが多かったけど、その中でも崩れずに我慢し続けられたなと思っています。自分もなかなかノれてないと考えていたんですけど、やっぱりチームが勝つのが一番大事なので出だしから富永、ジョシュなどのシュートを打つべき選手にボールを運ぶプレーがしたいなと思っていました」と説明し、「ただその中でも自分も積極的にアタックしてドライブを決め切ったり、シュートを打ったりとチャンスがあれば積極的にできたので、それをグループステージが終わって、負けたら終わりという状況でもっと発揮できたらと思います」と自信をのぞかせた。

 敗れたイラン戦からの切り替えについても「試合前にトムさんから『過去のことを考えすぎるとネガティブになってしまう、将来のことを考えすぎてしまうと緊張してしまう』という言葉もあったので、目の前のプレー、試合が一番大事だと思います」と話し、前向きな姿勢で試合に臨んだことを明かした。
 
 最後に次戦については「韓国ならリベンジの試合になると思いますし、レバノンなら非常に強い相手になると思うのでしっかり準備して勝ちたいと思います」と力強く締めくくった。

 なお、グアム戦後に行われた韓国対レバノンの試合は韓国が勝利し、日本の準々決勝進出決定戦の相手はレバノンに決定。ベスト8入りをかけた試合は12日25時ティップオフ予定となっている。

取材=小永吉陽子

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