2025.09.23
8月28日、アルバルク東京が10月3日にこけら落としを控える新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」をメディアに公開した。囲み取材にはザック・バランスキー、安藤周人、テーブス海の3選手が対応し、新本拠地で戦うシーズンに向けて思いを語った。
完成したアリーナを初めて目にしたテーブスは「規模が本当にすごい。スイートやラウンジを見て、早くここで試合がしたいと素直に思った」と笑顔を見せた。安藤も「完成する前から数回見学もしてきたが、ついに完成した姿を見て感動した」と感慨深げに語り、バランスキーは「子どものようにワクワクした。日本で一番素晴らしいアリーナだと感じた」と胸を高鳴らせた。
お気に入りの場所を問われると、テーブスは「スイートテラス」、安藤は「4階にある『ROOK Cafe(ルークカフェ)』」、バランスキーは「2メートルあるリボンビジョン」と回答。各選手が新施設の魅力を紹介し、ファンへの来場を呼びかけた。
10月3日にはTOYOTA ARENA TOKYOで宇都宮ブレックスとのBリーグ開幕戦が行われる。テーブスは「プレシーズンも含め、開幕戦では必ず勝利を届けたい」と強調。安藤も「(このアリーナでは)最初で最後の開幕節。思い出に残る試合にしたい」と言葉に力を込めた。バランスキーは「初戦からいいスタートを切りたい。ファンと一緒に一歩ずつ積み上げたい」と、クラブと地域が共に歩む姿勢を示した。
また、練習場と試合会場が同じ施設内にある利点についても質問が及んだ。テーブスは「NBAぐらいしかない環境。移動が減り、体のケアにもつながる」と説明。安藤は「ルーティンを崩さず(試合の)準備できる」と評価し、バランスキーも「余計なストレスが減り、試合に集中できる」と語った。新アリーナが選手のパフォーマンス向上にも直結することをうかがわせた。
全国各地で“夢のアリーナ”が建設される中、TOYOTA ARENA TOKYOはバスケットボール観戦に特化した設計が特徴だ。テーブスは「ステージ仕様ではなく、バスケットのために作られたアリーナ。日本一の環境だと思う」と断言。安藤も「どの席からも見やすく、他にない形」と語り、バランスキーは「入った瞬間から楽しめる。全席が見やすい」と強調した。
最後に新しくホームタウンになった江東区のファンへのメッセージが求められると、テーブスは「江東区をバスケットで盛り上げたい」と力を込めた。安藤は「試合のない日でも気軽に訪れてほしい」と語り、バランスキーも「江東区をバスケットの街にしたい」と意気込みを示した。新本拠地の誕生は、クラブと地域が一体となる新たな歴史の幕開けでもある。
国内屈指の環境を備えたTOYOTA ARENA TOKYO。アルバルク東京はここを舞台に、王座奪還と国際舞台への挑戦をスタートさせる。
文=入江美紀雄
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