2025.08.05

いよいよ開幕するアジアカップ、フィリピンやレバノンなどからもBリーガーが参戦

日本代表メンバーは12名中10名がBリーグ所属選手 [写真]=fiba.basketball
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 8月5日、サウジアラビアのジッダを舞台に「FIBAアジアカップ2025」が幕を開ける。

 日本代表(FIBAランキング21位)はロスター12名のうち、富樫勇樹金近廉(ともに千葉ジェッツ)、テーブス海アルバルク東京)、狩野富成ジャン・ローレンス・ハーパージュニアジョシュ・ホーキンソン(いずれもサンロッカーズ渋谷)、西田優大シーホース三河)、富永啓生レバンガ北海道)、吉井裕鷹三遠ネオフェニックス)、川真田紘也長崎ヴェルカ)の10名がBリーグ所属選手。ジェイコブス晶(フォーダム大学)がチーム唯一の“海外組”で、ニューヨーク・ニックスの一員として「NBA 2K26 SUMMER LEAGUE 2025」に参戦した馬場雄大は5日時点で2025-26シーズンの所属先が発表されていない。

 日本以外からも多くのBリーガーが今大会に参戦。フィリピン代表(同34位)にはドワイト・ラモス(北海道)、エージェー・エドゥ群馬クレインサンダーズ)、ジェイミー・マロンゾ京都ハンナリーズ)が名を連ね、かつて琉球ゴールデンキングスでプレーしたカール・タマヨ(昌原LGセイカーズ/韓国)も選出された。

新シーズンからBリーグに参戦するジェイミー・マロンゾ [写真]=fiba.basketball

 2025-26シーズンからアジア特別枠としてBリーグでプレーするレバノン代表(同29位)選手も出場予定。アリ・メザー秋田ノーザンハピネッツ)、セルジオ・エル・ダーウィッチ(仙台89ERS)、オマール・ジャマレディン川崎ブレイブサンダース)がアジアナンバーワンをかけた戦いに挑む。

仙台加入のセルジオ・エル・ダーウィッチをはじめ3名がレバノン代表入り [写真]=fiba.basketball

 2023-24シーズンに大阪エヴェッサでプレーし、Bリーグへの復帰が発表されたイヒョンジュン(長崎)は韓国代表(同53位)入り。サイモン拓海ベルテックス静岡)はグアム代表(同88位)に選出された。

日本代表との対戦も予定されているグアム代表のサイモン拓海 [写真]=fiba.basketball

 レバノン、韓国と同じグループAに入ったオーストラリア代表(同7位)ではニック・ケイ島根スサノオマジック)が選出外だった一方、元千葉Jのゼイビア・クックス(シドニー・キングス/オーストラリア)がメンバー入りを果たした。

かつて千葉Jでプレーしたゼイビア・クックス [写真]=fiba.basketball

 なお、日本の大会初日は6日。シリア代表(同71位)と顔を合わせ、8日にイラン代表(同28位)、10日にグアムと対戦する。

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