2025.07.30

アジア杯3連覇へ豪州代表発表…Bリーグ経験のクックスらベテランと有望若手が集結

ワールドカップの出場経験を持つクックス [写真]=fiba.basketball
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 オーストラリアバスケットボール協会は、8月5日から17日にかけてサウジアラビア・ジッダで開催される「FIBAアジアカップ2025」に出場する男子代表”ブーマーズ”の最終ロスター12名を発表した。2017年の初出場から2大会連続で優勝しており、今大会ではチームとして初の3連覇を狙う。

 指揮を執るのは、新ヘッドコーチのアダム・キャポーン氏。元オーストラリア代表ガードで、近年はアシスタントコーチとして代表活動に携わってきた。今回のロスターは、平均年齢23.8歳と将来を見据えた若手主体の編成が特徴となっている。

 その中で、千葉ジェッツでプレーした経験を持つフォワード、ザビエル・クックスは、数少ないベテランとしてチームを支える存在だ。2023-24シーズンに千葉JでB1リーグと東アジアスーパーリーグ(EASL)を経験し、NBLに復帰後も高いオールラウンド力を発揮。今大会でもリバウンドやディフェンス、速攻での推進力といった持ち味で、若手を引き上げる役割が期待される。

 その他のロスターには、将来有望な若手のウィル・マグネイ、ダッシュ・ダニエルズ、ジャック・マクベイらに加え、国際大会経験を持つベテランのジャック・ホワイトも名を連ね、経験と若さのバランスが取れた構成となった。

 オーストラリアは8月6日の韓国戦でグループリーグがスタート。その後、レバノン、クエートと対戦する。2017年の初出場からアジアの頂点を守り続けており、今大会では若手主体の挑戦ながらも”優勝候補筆頭”と目されている。キャポーンHCは発表に際し、「このグループがオーストラリアを代表し、ブーマーズプログラムに示してくれた献身的な姿勢について、これ以上ないほど興奮している。キャンプでは競争力の高いスタートを切っており、この初期の基盤から特別なものを築いていると感じている」とコメントしている。

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