2018.03.26

JX-ENEOSの佐藤清美HC、Wリーグ10連覇は「ベンチメンバーの成長」

JX-ENEOSを10連覇に導いた佐藤HC[写真]=加藤誠夫
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 3月25日、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で第19回Wリーグ プレーオフ・ファイナルが行われ、JX-ENEOSサンフラワーズがデンソーアイリスに最終スコア71-59で勝利し、10連覇を果たした。

 JX-ENEOSを率いる佐藤清美ヘッドコーチは、試合後の記者会見にて「ゲームの出だしは思うようなオフェンスができなかったが、その分ディフェンスでしっかりがんばってくれた」と相手をわずか14得点に抑えこんだ前半を振り返り、「後半は逃げずに向かっていくというより、前半の17点差をしっかり守って優勝することが一番だったので、それが達成できて良かった」と試合を総括した。

 また、JX-ENEOSは第2クォーター途中、大崎佑圭が負傷するというアクシデントもあったが、代わって入った大沼美琴らが活躍し流れを渡さなかった。指揮官は「4月から主力メンバー5人がナショナルチームの活動で抜け、残ったメンバーでサマーキャンプなどの練習を重ねてきたことがチームの成長につながった。ベンチメンバーもゲームで使えるようになったことを確信したので、今シーズンは積極的に使っていきました」と自軍の成長に胸を張った。