2023.03.29

経験豊富なシャンソンの主軸・小池遥「目の前の試合に集中したい」

「試合を重ねていくごとに良くなった」とチームについて話す小池 [写真]=Wリーグ
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 Wリーグは3月28日、「第24回Wリーグ プレーオフ」、4月1日のセミクォーターファイナル、2日のクォーターファイナルに向け、リモートでの会見を実施した。

 4月1日のセミクォーターファイナルでトヨタ紡織サンシャインラビッツ(レギュラーシーズン6位)と対戦するシャンソン化粧品シャンソンVマジック(同7位)からは小池遥が会見に登場。代表候補として合宿に参加するなどさまざまな経験を積み、自身のストロングポイントであるドライブとディフェンスに磨きをかける小池が意気込みを語った。

 今シーズンを通して「良い時と悪い時の波があった」と話す小池。それでも確実に白星を増やし、プレーオフ進出を果たしたチームについて「試合を重ねていくごとに良くなっていったと思いますし、一人ひとりの役割だったりチームの決まりごとを全員が共通理解できたところは良かったかなと思います」と語った。

 キープレーヤーとして挙げたのは、パレイ ルセアネヘイララ 紀子。「オフェンスもディフェンスも体を張ってくれていますし、ゴール下での力強いプレーでチームに勢いをつけてくれるのでそこは期待したいなと思っています」とゴール下の大黒柱に信頼を寄せた。

「相手の得意なプレーをやらせてしまうと、相手にリズムを乗らせて負ける試合が多かった」と話す小池。トヨタ紡織に対しては今シーズン1度も負けておらず、セミクォーターファイナル突破に期待がかかるが「(トヨタ紡織は)トランジションが早いので、できるだけ早くボールを止めるのと、合わせも上手いので簡単にバックドアされないように守っていきたいなと思います」と油断を見せない小池。「負けたら終わりなので、まずは目の前の試合をしっかり出だしから集中して、40分間シャンソンのバスケットをやっていきたいと思います」と抱負を語った。