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4月16日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都)で第24回Wリーグプレーオフのファイナルが開催され、ENEOSサンフラワーズ(4位)がトヨタ自動車アンテロープス(2位)との第2戦に臨んだ。
ENEOSは長岡萌映子、林咲希、渡嘉敷来夢、宮崎早織、星杏璃が先発すると、リーグ3連覇を目指すトヨタ自動車は馬瓜ステファニー、川井麻衣、平下愛佳、山本麻衣、梅沢カディシャ樹奈がスターターを務めた。
第1戦に47-55で敗れたENEOSは、試合序盤から試合の流れをつかむと、長岡が10得点を挙げ、第1クォーター残り3分の時点で20-10と2ケタのリードを奪う。しかし、この10分間で15得点と躍動した山本に連続3ポイントを沈められると、22-20と大きく点差を詰められることに。
続く第2クォーター、開始からシラ ソハナ ファトー ジャの連続得点でトヨタ自動車に逆転を許すが、直後に高田静と渡嘉敷が立て続けに得点し、再びENEOSがリードする。ところが終盤、平下の長距離砲で1点差に詰められると、最後は馬瓜に逆転のシュートを決められ、36-37で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、林と高田の3ポイントが決まるなど、序盤に11-2のランを作る。馬瓜に3ポイントやバスケットカウントと躍動されるも、再び高田の3ポイントで突き放すENEOS。しかし、終盤にはソハナに6得点を立て続けに奪われ、51-51の同点で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、開始から林と渡嘉敷の得点でリードを広げ、試合の主導権を奪う。トヨタ自動車も山本や馬瓜を中心に粘りを見せるが、中盤に高田が3ポイントを沈めて試合の流れを離さない。さらに、終盤には渡嘉敷の連続得点や長岡の3ポイントが決まり、最後は74-65でENEOSがリベンジを果たした。
1勝1敗としたENEOSは、長岡が17得点7リバウンド、渡嘉敷が17得点14リバウンド、高田が15得点をマーク。一方のトヨタ自動車は、山本が22得点、馬瓜が19得点7アシスト、ソハナが12得点8リバウンドを挙げるも、ファイナルは明日の第3戦へともつれた。
■試合結果
ENEOSサンフラワーズ 74-65 トヨタ自動車アンテロープス
E N E O S|22|14|15|23|=74
トヨタ自動車|20|17|14|14|=65