2017.08.16

強行日程は「正直キツい」、日本代表の藤岡麻菜美がユニバへ「メダルを取れる」

アジア杯、4カ国対抗戦を経て、ユニバーシアードに挑む藤岡 [写真]=小沼克年
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 8月12日、日本、アメリカ、オーストラリア、カナダの4カ国による「バスケットボール女子U24 4ヵ国対抗2017」が片柳アリーナで開幕。15日の最終戦に臨んだ1勝1敗の女子ユニバーシアード日本代表チームは、アメリカ代表を相手に71-103で敗戦を喫した。

 キャプテンの藤岡麻菜美(JX-ENEOS サンフラワーズ)は、7月末に日本代表の一員としてインドでのFIBA女子アジアカップ2017を戦ったため、チームに合流して間もない中での実践となったが、「勝ち負けより、試合を重ねるごとにチームとして成長できた部分がたくさんあったので良かった」と振り返った。また、両チーム最多の7アシストを記録し、「周りも自分のプレーを少しは理解してくれているので、ドライブからの合わせはだいぶ良くなった」と、一定の手応えも口にした。

 一方、ハードな日程をこなす中、自身の調子について不安を吐露する。「正直キツい。キレがない。アジア杯に標準を合わせてベストなコンディションを作ってきたので、またコンディションを整えて試合に臨むのは予想してた以上にキツい」

 それでも、20日からはチャイニーズ・タイペイで第29回ユニバーシアード競技大会が始まる。4位に入った前回大会を経験した藤岡は、「メダルを取れると思っている。自分がアジアで戦い、『日本のバスケットは世界に通用する』とわかった」と語り、「チームメートには、日本がメダルを取れる位置にいるということを意識してもらいたいし、自分がそれを伝えていきたい」と、主将としての責任感を口にした。

 アジア杯3連覇を達成した女子日本代表、FIBA U19女子ワールドカップ2017で過去最高4位入賞の快挙を成し遂げたU19女子日本代表に続き、女子ユニバーシアード日本代表チームが悲願のメダル獲得を目指す。

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