2019.09.28

日本、アジア杯4連覇に王手…強豪オーストラリアを撃破

ファイナルに駒を進めた女子日本代表 [写真]=fiba.com
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 9月28日にインドのバンガロールで「FIBA 女子アジアカップ 2019」のセミファイナルが行われ、大会4連覇を目指す日本代表がオーストラリア代表と対戦した。

 町田瑠唯(富士通 レッドウェーブ)のレイアップで先制した日本だが、3ポイントなどを立て続けに決められて連続11失点。すぐさまタイムアウトを取ると、赤穂ひまわり(デンソー アイリス)、渡嘉敷来夢(JX-ENEOSサンフラワーズ)の連続得点で盛り返し、本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)、本川紗奈生(シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)などベンチメンバーも得点を重ねた。

 15-23で迎えた第2クォーターは、両チームともにシュートがなかなか決まらない展開。開始3分34秒に林咲希(JX-ENEOS)がチーム初の3ポイントを沈めて5点差まで追いあげ、渡嘉敷のレイアップ、本橋の3ポイントもあり、残り3分1秒に27-28と1点差まで詰め寄った。さらに、同1分35秒に宮澤夕貴(JX-ENEOS)が逆転の3ポイントを決めると、同41秒には本橋が“3点プレー”を成功。相手をわずか5点に抑え、35-28で試合を折り返した。

 第3クォーターは開始12秒に宮澤が3ポイントを決め、リードを10点にまで拡大。しかし、ターンオーバーやシュートミスもあって主導権を握れず、残り3分40秒に47-43と4点差まで詰め寄られた。

 拮抗した展開のまま最終クォーターに突入すると、宮澤が開始約4分間で3本の3ポイントを成功。本橋も積極的なプレーを見せ、試合終了残り3分50秒の時点で70-57と再び相手を突き放した。その後は追いすがる相手から逃げきり、最終スコア76-64で勝利。FIBAランキング3位のオーストラリアを下し、ファイナルに駒を進めた。

4連覇まであと1勝 [写真]=fiba.com

■試合結果
日本 76-64 オーストラリア
JPN|15|20|17|24|=76
AUS|23|5|20|16|=64

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