2021.07.25
東京オリンピックがいよいよ開幕! 女子の5人制バスケットボールは7月27日(火)にティップオフを迎える。女子日本代表は、7月の強化試合でオリンピック出場国のベルギーとプエルトリコに勝利し、トム・ホーバスヘッドコーチが掲げる「金メダル獲得」の目標に向けて順調に準備を進めている。
そこで今回は、『FIBA.basketball』に掲載された、ポール・ニールセン記者による出場全12ヵ国のパワーランキングを紹介したい。本記事は7月13日に掲載されたもので、あくまでその時点でのパワーランキングであり、「チームパワーは変わり得るもの」としている。
※世界ランキングは3月1日現在
1位:アメリカ
2位:セルビア
3位:オーストラリア
4位:中国
5位:ベルギー
6位:フランス
7位:スペイン
8位:日本
9位:カナダ
10位:ナイジェリア
11位:プエルトリコ
12位:韓国

[写真]=Getty Images

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昨年のFIBA女子オリンピック予選で、オーストラリアはフランスに敗れた。それでもリズ・キャベッジが注目選手の1人であることに変わりはない。2メートルを超える身長に、スキルと勝負強さを兼ね備えたチームのエースだ。
※リズ・キャベッジは16日に五輪出場辞退を表明

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いまだに未知数な部分は多いものの、経験と若さがうまく融合しているようにも思える。昨年のFIBA女子オリンピック予選では強豪スペインに完勝し、3勝無敗でオリンピック出場を決めた。その大会でMVPを受賞した李夢や、韓旭、李月汝といった魅力的なニュースターも多い。2008年北京オリンピックでは準決勝に進出している。

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先月のFIBA女子ユーロバスケットで銅メダルを獲得したものの、3位決定戦で主軸のエマ・ミースマンは決勝に進めなかった悔しさを抱いているようだった。その悔しさと野心は、初出場となるオリンピックでの発奮材料になるだろう。不世出のヒーロー、ヤナ・ラマンも怪我から復帰し、ベルギーはFIBA女子ユーロバスケットの銅メダル以上を狙う。

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[写真]=伊藤 大允
昨年のFIBA女子オリンピック予選では見事なプレーを見せ、全てが順調のように見えた。しかし新型コロナの影響でオリンピックが延期されると、渡嘉敷来夢など重傷者が続出し、大会の無観客も発表され、悪夢のような出来事が続いた。しかし日本には優れた選手と、トム・ホーバスHCという優秀な指導者がいるため、決して厳しい状況ではない。

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初のオリンピックに向けて準備を進めていることは、国全体にとってもエキサイティングなことだと思われる。しかしオリンピックでの歴史的初勝利を手にするには少々ハードルが高い。先月のFIBA女子アメリカップでは、主力を欠いているとはいえカナダに大勝し決勝に進出するも、非常に若いアメリカ代表に敗れ苦い経験をした。

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