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女子日本代表 
2021.10.07
全5試合でスタメン出場を果たしたオコエ（左から2人目）［写真］=fiba.com
10月3日、「FIBA女子アジアカップ2021」決勝が行われ、日本代表（FIBAランキング8位）は中国代表（同7位）と対戦。一進一退の激闘の末、78−73で勝利し、大会史上初となる5連覇を達成した。
決勝戦の翌朝、オコエ桃仁花（富士通レッドウェーブ）がメディア対応。「今回は若手で出場しましたが、これまでアジアカップで優勝してきた歴史をつなぐことができてうれしく思っています」と振り返った。
今夏行われた東京オリンピックにも選出されていたオコエは、短い期間で2つの国際大会を戦うことになったが、「しっかり対策をして、役割を徹底した。チームワークの大切さをオリンピックを通じて感じていたので、それをアジアカップでも体現できたのが良かった」と勝因を分析した。
オコエは東京オリンピックではベンチからの出場となったが、今大会では全5試合でスタメン出場。準決勝のオーストラリアを除く4試合で2ケタ得点を記録し、チームの勝利に大きく貢献した。その背景には恩塚享ヘッドコーチや選手からの声がけがあったという。
「HCや選手が3ポイントを打ち続けろと言ってくれたんです。オーストラリア戦や中国戦ではなかなか入らなかったけど、打ち続けたのは自信になりました。特に中国戦では自分がシューターという意識を持って、3ポイントを14本打ちました。入らなくても打ち続けたのが自分のベストプレーです」
ひたむきに3ポイントを打ち続け、大会を通じてシューターとしての自信を深めたオコエ。これから日本代表の主力として活躍していくであろう22歳の若きシューターは、最後にファンへ感謝の言葉を送った。
「たくさんのご声援ありがとうございました。5連覇という快挙を達成できて本当にうれしいです。東京オリンピックに引き続き日本のバスケを盛り上げていけるようWリーグで頑張っていくので、これからも変わらぬ声援をよろしくお願いします」
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