2022.02.14
Wリーグは2月14日、富士通レッドウェーブに所属する町田瑠唯がWNBAのワシントン・ミスティクスと選手契約を結んだことを発表した。
現在28歳の町田は、162センチ57キロのポイントガード。札幌山の手高校卒業後の2011年に富士通へ加入し、2011−12シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。その後もチームの中心選手として活躍し、2021−22シーズンは14日時点で1試合平均10.7得点4.6リバウンド8.3アシストを記録している。
また、日本代表経験も豊富で、2021年に行われた東京オリンピックにも参戦。予選のナイジェリア代表戦で15アシストを挙げると、準決勝のフランス代表戦では18アシストでオリンピック記録を更新した。全6試合の先発出場で1試合平均7.2得点2.3リバウンド12.5アシストをマークし、日本代表を銀メダル獲得に導くとともに、オールスター・ファイブを受賞。世界中にその名を轟かせた。
第23回Wリーグに参戦中のため、今シーズンのプレーオフ終了までは富士通の選手として試合に出場。Wリーグの日程終了後に渡米し、2022年5月に開幕するWNBAの新シーズンに参加する予定となっている。WNBAでプレーした経験がある日本人は萩原美樹子氏(現東京羽田ヴィッキーズヘッドコーチ)、大神雄子氏(トヨタ自動車 アンテロープスアシスタントコーチ)、渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ)の3人。試合出場を果たせば、4人目の日本人WNBAプレーヤーが誕生することになる。
ミスティクスは、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズと同じくワシントンD.C.を本拠地として活動するチーム。今後、2人の“ルイ”がアメリカの首都で活躍する姿を見られるかもしれない。
2022.02.14
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