2022.04.19

日本代表の近藤楓が現役引退を発表…リオ五輪メンバー、2月のW杯予選にも出場

デンソーに所属する日本代表の近藤が現役生活を終えることに [写真]=伊藤 大允
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 デンソー アイリスに所属する近藤楓は4月18日、自身の公式Instagramを通じて現役引退を発表した。

 1991年生まれの近藤は新居浜商業高校、大阪人間科学大学を経て、2014年にトヨタ自動車 アンテロープスへ入団。同クラブで5シーズンを過ごし、2019年にデンソーへ移籍すると、2021-22レギュラーシーズンは11試合の先発を含む20試合の出場で1試合平均6得点1.6リバウンド1.4アシストを記録した。

 日本代表にも名を連ね、2016年の「リオデジャネイロオリンピック」に参戦。2021年に行われた「東京オリンピック」のメンバーには選出されなかったものの、2月の「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022 予選」に出場していた。

 近藤はInstagramを通じて、次のようにコメントした。

「21-22シーズンをもちまして、現役を引退することになりました」

「3月に怪我をして、復帰を待って下さっていた方々には、このようなご報告となり申し訳ありません。私の中では、今シーズンどんな結果も受け入れる覚悟でプレーしてきましたので、シーズン終盤はコートに立てませんでしたが、最後までチームの一員として戦い、次に進む決断をしました」

「トヨタ自動車で5年、デンソーで3年お世話になり、オリンピックという大舞台も経験させていただきました。学生の頃には考えられなかった夢のような8年間を過ごし、幸せなバスケット人生を送ることができましたので、この決断に悔いはありません。日々素晴らしい環境で競技に打ち込めるようご支援下さった会社や従業員の皆様、応援して下さったファンの皆様、本当にありがとうございました」

「今の私があるのも、バスケットを通してたくさんの人と出会い、そこから多くのことを学ばせてもらったからだと思います。どのカテゴリーもかけがえのない大切な時間でした。これまでご指導下さったコーチやスタッフ、共に戦ったチームメイト、支えてくれた家族や友人、関わって下さった全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました」

「これからは新しいスタートとして私らしく前に進みたいと思います」

「今後ともWリーグ、そしてデンソーアイリスへのご声援よろしくお願い致します」

「大好きなバスケットがまたできるようにリハビリ頑張ります😊 ではみなさんまたどこかで☺️ ありがとうございました!」

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