2022.07.17
7月13日、「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ ハンガリー2022」が行われ、U17女子日本代表はベルギー代表とのグループステージ最終戦に臨んだ。
前回試合に敗れ、1勝1敗となった日本は、上野心音(聖和学園高校3年)、三次真歩(広島県立広島皆実高校3年)、大上粋奈(同2年)、柴田柑菜(京都精華学園高校3年)、八木悠香(同2年)がスターターを務めた。
試合開始直後、大上の得点で日本が先制点を奪う。一時はベルギーにリードされるも、八木と上野の連続得点で日本が逆転すると、その後も2人がチームをけん引。さらに、ベンチメンバーも得点を重ね、23-11で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターでは序盤からベルギーに点差を詰められる展開に。日本の得点が伸び悩むと、終盤には1点差まで詰め寄られてしまう。それでも、上野が3ポイントを沈めると、八木がフリースローやレイアップで追加点を挙げ、34-31と日本がなんとかリードを保って試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、序盤に上野の長距離砲が決まると、中盤には八木も3ポイントをヒット。その後に同点とされるも、上野と下田美希(埼玉栄高校2年)の得点で日本が突き放す。終盤にも同点に追いつかれるが、ここでも大上と八木の得点で日本がリードを譲らず、48-44で最終クォーターへ。
勝負の第4クォーター、日本は上野と大上の得点でリードを守るが、終盤には同点とされてしまう。一時は八木のフリースローでリードするも、ベルギーに7-0のランを作られ、試合残り1分49秒にはついに逆転を許す。5点のビハインドを背負った日本は上野がレイアップで追加点を奪うが、反撃もここまでとなり、57-60で接戦に敗れた。
スタッツでは、上野が3本の3ポイントを含む22得点、八木が18得点10リバウンド3スティール、大上が6得点8リバウンドをマーク。計31分54秒にわたりリードを奪った日本だが、終盤に逆転を許しての悔しい敗戦となった。
グループAを1勝2敗の3位で通過した日本は、本日13日の21時半より、グループBを2勝1敗の2位で通過したスロベニア代表との決勝トーナメント初戦に臨む。
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