2023.06.17

女子日本代表がデンマークに連勝…馬瓜ステファニー、山本麻衣、林咲希がそろって18得点

5本の3ポイントを含む18得点を挙げたキャプテンの林 [写真]=野口岳彦
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 6月17日に高崎アリーナで「三井不動産カップ2023(高崎大会)」第2戦が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)がデンマーク代表(同52位)と対戦した。

 日本は101-39で圧勝した第1戦同様、山本麻衣(トヨタ自動車 アンテロープス)、林咲希(富士通 レッドウェーブ)、赤穂ひまわり(デンソー アイリス)、馬瓜ステファニー髙田真希(デンソー アイリス)の5人が先発に名を連ねた。

 0-3で迎えた第1クォーター開始42秒から山本が2連続で3ポイントシュートを成功させ、髙田も長距離砲を沈めたものの、第1戦から一転して点の取り合い。途中出場の星杏璃(ENEOS)が残り4分13秒にシュートを決め、13-11とリードを奪った。リードチェンジが繰り広げられたあと、3ポイントを含む2連続失点。17-21と4点のビハインドを背負った。

 本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)の3ポイントで始まった第2クォーターは、髙田のフリースローなどもあって7-0のラン。逆転に成功したが、“3点プレー”を許すなど再び追いかける展開となった。接戦は続き、1点ビハインドで迎えた残り34秒に宮崎早織(ENEOS サンフラワーズ)が2本のフリースローを成功。しかし、直後に勝ち越しシュートを決められ、38-39と1点ビハインドでハーフタイムに突入した。

[写真]=野口岳彦

 第3クォーターは序盤に林、赤穂、馬瓜の3ポイントで47-43。山本も続くと、馬瓜がファウルを受けながら長距離砲を射抜き、リードを13点差まで広げた。第3クォーターだけで11本中8本の3ポイントを成功。一挙30得点を積み上げ、リードを22点に拡大した。

 第4クォーターは東藤なな子(トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)や朝比奈あずさ(筑波大学)、平下愛佳(トヨタ自動車)などベンチメンバーを起用しながら進行。87-63で逃げきり、2連勝を飾った。

 馬瓜、山本、林の3人がそろって18得点の活躍を見せたほか、髙田が10得点を記録した。

■試合結果
日本 87-63 デンマーク
JPN|17|21|30|19|=87
DNK|21|18|7|17|=63

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